人を励ます者であれ。人を批判する者はもうこの世界に十分足りている。
by デイブ・ウィルス
あなたは誰かを批判することばかりしていませんか?
タイトルの言葉は、アメリカの声優 デイブ・ウィルスの言葉です。
誰かを批判するような人間ではなく、誰かを励ますような人間になれと、皮肉を込めた深いメッセージですね。
私たちの人生、周りの人の発言を聞いていると、誰かを批判したり悪口を言ったりするような、自分が正しく、相手が誤っているという発言ばかりで、うんざりすることがありますよね。
特に政治家の発言を聞いていると、自分達は絶対に正しく、相手側が間違っていると断定し、聞いていても気分が悪くなるような発言ばかりで、本当にうんざりしてしまいます。
また、普段の生活をしていても、誰かの話をするときには、たいていは批判や悪口ばかりを言い合っており、誰かを褒めたり、励ますような言葉はほとんど聞くことがありません。
誰かを褒めるとしても、「あの人は素晴らしいのにあなたはダメだ」と話し相手を批判するために、誰かを引き合いにして褒めているだけで、本当の意味で誰かを褒めたり励ましたりすることは少ないのが現状です。
私たちは誰かを幸せにするため、誰かを喜ばせるために生きているはずなのに、自分の口から出てくる言葉は批判や悪口ばかりとは、本当に情けない現状だと思います。
できることなら、誰かを励ますような人間を目指すべきです。
人を批判するような人間は、この世にたくさん存在し、十分足りている状態なのですから、人を褒めたり励ましたりできる人間は貴重な存在と言えるわけです。
批判や悪口を言う人間よりも、褒めたり励ますような人間の方が尊敬できますし、信頼できるのは当たり前のことです。
人としてどう生きるべきか、改めて問われているのかもしれませんね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をするということは、誰かを励ます行動とも言えます。
貧困や飢餓、人権侵害や環境問題で困窮している人々のために活動しているわけですから、そんな人々を励ますような行動と言えるわけです。
したがって、私たちは誰かを批判したり、悪口を言うのではなく、美しい言葉を発するように心がけたいものです。
良い行動をしているのに、悪口や批判ばかりを口にしていては、信頼や尊敬されるような人間とは言えないからです。
私たちは、行動だけではなく、言葉によっても人を励まし、喜びを与えるような人間にならなければならないのです。