習慣となった清潔観念は潔癖さを呼び、生きていく上で幸福になる要素や契機を自然に我が身に引きつけるようになるのだ。
by フリードリヒ・ニーチェ
あなたは、いつも清潔にしていますか?
見出しの言葉は、ドイツの哲学者 フリードリヒ・ニーチェの名言です。
清潔感を保つことが習慣になっている人は、自然に幸福になる要素を持っていると述べた深い名言ですね。
私たちの周りには、さまざまな人がいるわけですが、いつも清潔にしている人とそうではない人がいるのが現状です。
清潔とは、きれいな状態を指すわけですが、これは身体のみならず、周りの環境、例えば部屋の中や車の中、仕事場や机の上なども指します。
日本では、見るからに身体を不潔にしている人はあまり見かけませんが、部屋の中や仕事場など整理整頓ができずにゴミだらけの状況で過ごしている人は大勢います。
また、見るからに不潔な人は見かけないとしても、何日も風呂に入らないなど、見た目ではわからなくても、面倒くさがりで不潔な人は意外と多いかもしれません。
自分の身体および周りの環境が清潔かどうかは、その人の心の状態を表すとも言われています。
つまり、清潔な人は心の中もきれいな状態であり、不潔な人は心の状態も汚れているというわけです。
心のきれいな人が、汚れた部屋の中で平気でいられるはずがなく、落ち着いて過ごすことができないのは自明の理なのです。
不潔な状況、汚れた状況でも平気でいられるのは、その人の心が乱れ、不平不満が溜まっていることの証とも言えるのです。
ゴミ屋敷に住んでいる住人に、富裕層や信頼されている人がいないのはそういうことが現れている結果なのです。
身体も周りの環境も常に清潔を保つことが、自らの幸福につながることを認識し、清潔感を維持できるように努めましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動を始める前に、自分の身体および環境を清潔にすることから始めてみてください。
SDGsは、社会貢献活動の一つであり、誰かの幸せのための活動です。
自分の身体や環境さえ清潔にできない人が、周りの人々のための活動ができるはずがないのです。
身も心も清潔な人こそ、良い社会貢献ができることは至極当然のことであり、そもそも不潔な人は社会貢献活動をしようという気持ちにすらならないでしょう。
また、清潔感を維持することも、SDGsの活動の一環とも言えます。
社会が乱れるのは、心が乱れることです。
心が乱れるとは、清潔感がないこととも言えます。
常に心構えとして覚えておきましょう。