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勇気とは、恐れに抵抗すること、打ち勝つことであって、恐れがないことではない。

勇気とは、恐れに抵抗すること、打ち勝つことであって、恐れがないことではない。
byマーク・トウェイン

あなたは勇気を持って、困難に立ち向かっていますか?

タイトルの言葉は、アメリカの著述家 マーク・トウェインの名言です。
勇気とは何かを如実に表した深い名言ですね。

私たちは、子供の頃から「勇気を持って行動しなさい」とよく言われます。
また、恐れをなして行動できない人に対しては、「もっと勇気を出しなさい」などと言うこともあります。

それでは、「勇気」とは一体どういうことを指すのでしょうか?
全く恐れがないことを「勇気」と呼ぶ人が多いようですが、それは間違っています。
勇気とは、恐れに抵抗する、もしくは恐れに打ち勝つことであって、恐れがないことでは決してありません。

恐れがないというのは、「恐いもの知らず」という言葉に置き換えることができますが、それは無鉄砲で向こう見ずなことであり、決して褒められる行動ではないのです。
無謀で無鉄砲な行動は、得てして危険を省みない行動であり、自分の身を危険にさらしてしまう可能性があります。
恐れとは、自分の身を守るための防衛本能であり、人間に必要な感情の一つであり、恐れを持つことが決して悪いことではないのです。

先のことを考えずに、向こう見ずな行動は、勇気ある行動ではなく、自分の身を滅ぼす可能性があります。
そうではなく、恐れを認識しながらも、一歩ずつでも踏み出していこうとする前向きな気持ちや行動を勇気と呼ぶのです。

SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標設定や行動を始める際にも、少しの勇気が必要になるかもしれません。
SDGsの活動をしている人は、世界でもまだ少数派です。
活動を始めようとすると、周りの人々からの声が気になったり、自分たちに何ができるのだろうかと不安になったりします。

SDGsの目的は、未来の地球や人類の課題を少しでも改善していこうとする目標、行動であり、社会貢献に繋がる活動です。
自分たちの行動が、少しでも社会の役に立つ、人々を幸せにする行動だという信念を持つことで、モチベーションが上がることと思います。

少しの勇気を出して、未来の地球と人類のため、一歩を踏み出しましょう。

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