まずは「質より量」。量をこなしてこそ初めて質が高められる。
by柴田智昭
あなたは、自身の技術力の向上ばかりを追求していませんか?
タイトルの言葉は、30歳までに15回の転職と多くの挫折や失敗を経験し、現在はデザイン制作業など数多くの会社を経営する実業家 柴田智昭氏の名言です。
私たちの人生には、挫折や失敗がつきものです。
挫折や失敗をしたことがないという人はおそらくいないでしょう。
しかし、挫折や失敗の経験から、それを二度と繰り返すまいと、その後、積極的な行動ができなくなってしまう人もたくさんいることは事実です。
しかし、失敗することを恐れすぎて、何も行動できなくなってしまうことこそ、失敗そのものです。
なぜなら、行動しなくなるということは、それ以上の向上は見込めず、成功はおろか、無駄な時間を過ごしたことになってしまうからです。
失敗、つまりは「うまく行かなかったこと」を繰り返し行動することで、徐々に知識や技術が向上し、質の良いものにつながっていくのは、自明の理です。
初めての経験であれば、最初はうまくできないのは当たり前ですし、繰り返し続けていけば、うまくいくのは当然のことなのです。
量をこなすことで質も高まっていく。こんな明らかな論理、道理を決して忘れてはいけません。
一度や二度の失敗で落ち込んでいる暇があったら、もう一度気持ちを引き締めて、前向きに行動を続けていきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標は、すべてが容易に実現できるものではありません。
目標達成のためには、多くの失敗や挫折を繰り返すことになるのは目に見えています。
そのため、私たちには絶対に達成するという強い信念と行動力が求められます。
「質よりも量をこなす」気持ちを忘れずに、前を向いて行動を継続していきましょう。