誰かが「君は特別だよ」と言ってくれるのを待っていてはいけない。
by ミシェル・オバマ
あなたは、誰かから褒められたり、認められるのをひたすら待っていませんか?
タイトルの言葉は、元アメリカ大統領バラク・オバマ氏の夫人 ミシェル・オバマ氏の言葉です。
誰かから褒められたり、認められるのを待つようなことはいけないと述べた深いメッセージですね。
私たち人は、誰かが自分のことを褒めてくれたり、認めてもらえると嬉しい気持ちになり、もっと頑張ろうという意欲もわいてくるものです。
家族や友人から褒められても嬉しいことですが、他人から褒められれば、なおさら嬉しい気持ちになるものです。
しかし、誰かから褒められたり、認められるのを待つような気持ちを持つことは絶対にやめてください。
誰かに褒められるのを待つという気持ちは、虚栄心を満たしたいという気持ちの表れとも言えますし、自分のためではなく、他人のための行動ということにもなりかねないからです。
「人に褒められたい、認められたい」という思いになってしまうのは理解できますが、そんな気持ちでは、あなたは自分のためではなく、他人の目を気にしながら生きているということになります。
そのため、誰も見ていない場では不真面目になることもあるでしょうし、単に自分の虚栄心を満たすためだけに行動していることになるからです。
あなたは他人のためではなく、自分のために、自分の人生を生きているのです。
他人からの評価ばかりを気にして生きていくなんて、無意味なのです。
人間として、自分が成長し、自分らしい生き方ができれば良いのであって、他人からどう見られるのか、どう評価されるのかばかりを気にして生きるなんて、何の意味もないのです。
誰かに褒められたり、認められるのは、もちろん良いことです。
そんなときは素直に喜び、感謝を伝えましょう。
しかし、それを待ち構えるようなことだけはしないようにしましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、誰かから褒められたい、認められたいという気持ちを持つことはやめましょう。
SDGsの行動は、誰かから褒められること、認められるためにするわけではありません。
未来の地球と人類のために、少しでも良い社会になるようにと、自分のできること、やるべきことを実践することが目的です。
褒められることを前提に行動していては、誰も見ていないところでは行動しないでしょうし、真面目に取り組んだり、長続きすることもないはずです。
何を目的に活動しているのか、自分たちは何をすべきなのか、よくよく考えながら、今後も活動を続けていきたいものですね。