完璧になるまで待っていてはいけません。
by ジェローム・シュシャン
あなたは、何かを始めようとするとき、完璧な状態になるまで、もしくは準備が整うまで待っていませんか?
タイトルの言葉は、ゴディバジャパンの代表取締役を務めるフランスの実業家 ジェローム・シュシャンの言葉です。
完璧になるまで待っていては、何もできない、何も進まないのだと述べた深いメッセージですね。
私たちが大きな夢や目標を持ち、それに向かって行動を始めようとするときは、すぐにでも始めるように心がけましょう。
「もう少し準備が整うまで」とか「完璧な状態になるまで」などと待っていては何も進まないことを理解しましょう。
もしかしたら、いくら待っても、「完璧な状態」や「準備が整った状態」なんて永遠に訪れないかもしれません。
何かを始める際に、全てが整った状態、完璧な状態なんてことは実際にはあり得ません。
なぜなら、それがまだ終わっていないからです。
始まってもいないのですから、終わっていないのは当然のことですが、何かを始めようとするということは、行動しながら状況を作り上げていくものなのです。
例えば、「お金がない」からお金が貯まるまで行動するのを待っているとします。
待っていても、お金なんて簡単には貯まりませんし、何年もかかるかもしれません。
待っているだけでは何も進みませんし、お金がなくてもできることはあるはずです。
行動し始めてから、お金を貯める方法を考えても良いはずですし、行動しているうちに知恵や良いアイデアが浮かんでくるかもしれません。
成功者と呼ばれるような偉大な人たちは、やると決めたらすぐにでも実践する人ばかりであり、準備が整うまでとか、条件が揃うまで待つなんてことはしません。
条件が揃うまで待っていても、条件が良くなるとは限りませんし、そんな状況は永遠に来ないかもしれません。
時間だけが無駄に費やされてしまい、結局は何もしない無為な時間になってしまうだけなのです。
そして、待っている間に、ライバルたちには先を越されてしまいますし、自分自身もやろうという意欲を失ってしまうかもしれません。
私たちにとって必要なのは、「思い立ったが吉日」の気持ちで、すぐに行動を始めることなのです。
夢や目標に「待つ」なんて無用なのです。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、「完璧になるまで」とか「準備が整うまで」などと言い訳をして待つようなことをしてはいけません。
ましてや、お金や多忙を理由に、活動を先延ばしするようなことは絶対にしないでください。
いくら待っていても、あなたが思うような「完璧な状態」の時期は訪れませんし、実行するのに良い時期も悪い時期もないのです。
今やるべきこと、できることを考え、すぐにでも行動を開始してください。