毎日がいい日ではないかもしれないが、いいことは毎日ある。
by アリス・モース・アール
あなたは昨日、いいことがありましたか?
タイトルの言葉は、アメリカの歴史家で作家のアリス・モース・アールの言葉です。
毎日がいい日だとは言い切れませんが、いいことは毎日あるものだと述べた深いメッセージですね。
私たち人は、日々の生活を生きているわけですが、いい日ばかりではなく、悪い日だった日とか、「今日は散々な目に遭った」なんて日もあるかもしれません。
毎日が良い日ばかりだったらどんなにいいだろうと思いますが、現実にはそうではないのです。
アメリカの歴史家で作家のアリス・モース・アールは、「毎日がいい日ではないかもしれないが、いいことは毎日ある」と述べています。
改めて考えてみると、「確かにそうだ」と納得させられます。
いいことが一つもなかったなんて日は、確かにないかもしれませんね。
朝、目覚めて起きたことがまずは元気で健康なことのいいことの一つですし、おいしいものを食べたり、好きな人とおしゃべりができたりできること、一つ一つが「いいこと」と言えるのです。
また、事故や災害に遭わなかったことも、いいことと言えますし、病気やケガをしなかっただけでも良いことと言えます。
もしも事故や災害に遭ったり、ケガをする日があったとしても、その前には良いことがあったはずですし、また「この程度で済んだ」と思えるかもしれません。
病院で治療を受けることができたこともいいことと言えるかもしれません。
つまり、散々な日だったとしても、一日のうちで一つもいいことがなかったなんて日はないのです。
毎日いいことばかり起こりませんし、悪いこと、ひどい目に遭うのも人生です。
でも、悪いことばかり起きることもありませんし、ささやかでもいいことがあるのも事実です。
日々の生活に感謝しながら、今後も生きていきたいものですね。
SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動は、いわゆる「いいこと」を一つずつでも積み重ねていき、良い社会を構築していこうとする活動といっても過言ではありません。
貧困や環境問題、人権侵害などが起きている社会、戦争やテロが起こる世界が良い世界のはずがなく、それらを改善することで、人は幸せになれますし、多くの人々が少しでも「いいこと」を享受することができるというわけです。
今後もSDGsの活動を通して、少しでも社会をより良くしていけるよう、継続して取り組んでいきましょう。