他人に対して感じる苛立ちや不快感は自分がどんな人間なのかを教えてくれる。
by カール・グスタフ・ユング
あなたは嫌いな人、苦手な人がいますか?
タイトルの言葉は、スイスの心理学者 カール・グスタフ・ユングの人間関係の本質を説いた名言です。
私たち人は、人生の中でどうしても好きになれない人、苦手な人に出会うことがあります。
その人のそばにいるだけで、話をするだけで苛立ちを感じ、不快になります。
そんな苦手な人は、自分にとってどういう人か? それは、自分とほぼ同じ性格の人と思って間違いありません。
磁石のN極同士、S極同士が反発し合うのと同じで、人は自分とよく似た性格の人を忌み嫌うのです。
親子、兄弟間でよく喧嘩をするのもそういう傾向の現れなのです。
「あんな嫌な人と同じ性格だなんて!」と思ったあなた。そんなはずはないと思っているあなた。
よくよくその人を観察してみてください。
自分と似ていることに気が付くはずです。
しかし、それだけで終わってはいけません。あなたが、もしもその人と似ていることが嫌ならば、心を入れ替えて成長できるよう行動を変えましょう。
もしもあなたが心を入れ替えて成長できたとき、あなたはその人を見る目が変わっているかもしれませんよ。