感謝とは過去に向けられた徳行というよりは未来に生かされる徳行である。
by イギリスのことわざ
あなたはいつも感謝の心を意識しながら行動していますか?
これは、感謝とは何かを説いているイギリスのことわざです。
人は誰かに感謝という気持ちを抱くとき、過去の自分に対する恩や優しさに対して、嬉しい気持ち、ありがたい感情を表すものです。
つまり過去の相手の温情に対するありがたい気持ちの表れなのです。
しかし、感謝という感情は、過去の自分ではなく自分の未来に生かされるものなのです。
感謝とは、「自分も誰かを助けたい」「自分も誰かの役に立ちたい」という潜在意識の証なのです。
それゆえ、将来誰かのために、それを生かしたいという気持ちが芽生え、実際に同じような行動をすることができるのです。
同じように優しくされても感謝の気持ちを持たない人もいます。そんな人は、将来それを生かせずに同じような状況にあったときには行動に移すことはできないかもしれません。
つまり、感謝する気持ちとは、将来自分も誰かのためにやってみたいという気持ちでもあるのです。
感謝とは、過去の出来事に対する思いであるというよりも、未来の自分に生かされるものなのです。