幸福は、それを直接追い求める人にとっては最も得にくいものだ。
by バートランド・ラッセル
あなたは幸福を追い求めてはいませんか?
タイトルの言葉は、イギリスの貴族で哲学者のバートランド・ラッセルの言葉です。
幸福というものは、追い求めている人にとっては、最も得にくいものだと述べた深いメッセージですね。
人は皆、幸福になることを望んでいます。
不幸になることを望んでいる人など存在しません。
しかし、世界中を見渡していみると、幸福な人もいれば不幸な人も大勢いるわけですから、本当に不思議なものです。
誰もが望んでいる幸福というものですが、それを直接追い求めている人にとっては、最も得にくいものなのだと、イギリスの哲学者 バートランド・ラッセルは述べています。
もっとわかりやすく言うならば、幸福とは、自分が追い求めるものではなく、自分の心で感じるものだということを忘れてはいけません。
つまり、追い求めてはいけないのです。
幸福を追い求めるということは、「こうすれば幸福になれるはず」とか「この人と一緒にいれば幸福になれるはず」などと、自分の未来を思い描くということです。
ということは、幸福の全てを環境や他人など、外部要因に委ねている状態だと言えるわけです。
自分の心が、「幸福だなあ」と感じることが幸福であるはずなのに、「こうすれば幸福になれる」と他人や環境によって幸福になれると思い込んでいる状態なのです。
幸福の概念を外部要因に委ねている状態なので、幸福を得ることが難しいということになるわけです。
もちろん、環境や他人によって幸福を感じることはあり得ることですが、そんなことは長続きしません。
なぜなら、環境や他人は常に自分の思いどおりにはならないからです。
つまり、幸福を直接追い求めていては、幸福を得ることは困難だと言えるのです。
幸福とは自分の手でつかむもの、そして自分の心で感じるものだということは忘れないでください。
例えば、ほんの些細なことであっても幸福を感じる人もいれば、恵まれている人なのに不幸だと感じている人がいます。
人によって幸福のとらえ方が違うというわけです。
美味しいものを食べたり、読書をしているだけで幸福を感じる人がいます。
裕福でぜいたくな生活をしているのに不幸だと感じている人もいるわけです。
幸福とは、追い求めるものではなく、自分の手でつかみ、心で感じるものです。
幸福かどうかを外部要因にするのではなく、自分の心で感じるものだということを忘れずに、どうすれば自分が幸福を感じるのかを考えながら、今後も懸命に生きていきましょう。
