名言集

おれは苦労をおれの先生だと思っている。人間苦労しないとすぐいい気になっちまう。

おれは「苦労」をおれの「先生」だと思っているんだ。人間、「苦労」にしこまれないと、すぐいい気になっちまう。
by山本有三「路傍の石」より

あなたは苦労していますか?

見出しの言葉は、小説家 山本有三の代表作「路傍の石」の中の一節です。

私たちは人生の中で、少なからず苦労する出来事や行動を経験します。
苦労することを好む人はほとんどいませんが、私たちはそれを乗り越えなければいけません。

「苦労」は、それを乗り越えれば、それが成長の証であり、成長すればより難しい「苦労」が待ち構えており、またそれを乗り越え成長する。
いわば「苦労」とは宿題のようなものです。
人間は宿題があり、それを乗り越えるからこそ成長できるのです。
もしも子供に宿題がなければ、気持ちが緩んでしまい、成長が遅れてしまうかもしれません。

人間はいくつになっても、「苦労」という宿題が待ち構えています。
その「苦労」の一つ一つが宿題であり、先生だという気持ちで、乗り越えていきたいものです。

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