富のある人間とは欲のない人間のことである。無欲とは自然の富である。
by ソクラテス
あなたには欲しいモノがありますか?
タイトルの言葉は、古代ギリシャの哲学者 ソクラテスの言葉です。
本当に富のある人間とは、お金や財産を多く持っている人のことではなく、欲のない人間、無欲な人間のことなのだと述べた深いメッセージですね。
あなたは富のある人、裕福な人はどんな人かと問われれば、何と答えるでしょうか?
おそらく大きな屋敷に住んでおり、大きな車に乗って、高価な服装をして、豪華な宝飾品を身につけている人を想像することでしょう。
そんな人は、お金に不自由することはなく、毎日豪華で贅沢な暮らしをしているのだろうと想像してしまいますよね。
古代ギリシャの哲学者 ソクラテスは、本当に富のある人間とは、無欲、つまり欲のない人間のことだと述べています。
しかし、人として全く欲のない人間なんて、この世の中に存在しません。
この場合の欲とは、お金や財産、つまり物欲のことを指します。
「もっとお金がほしい」とか「あれも欲しい、これも欲しい」などと思わない人のことを言うのです。
そんな人が世の中に本当に存在するのだろうかと疑問に思われるかもしれませんが、かなりの資産家や徳を持っている人は、欲望などほとんどなくなってしまうことも事実としてあるようです。
満腹になっている人は、それ以上何も食べたくないのと同じような現象だと考えれば、わかりやすいでしょう。
億万長者になった人も、それ以上お金を欲しいとは思わないでしょうし、信頼できる友人を持っている人は、それ以上友人を欲しいとは思わないでしょう。
つまり、人が無欲になれることは、私たち凡人でもあり得ることなのです。
人は、日々の食欲とか、趣味を楽しみたいなど、ある程度の欲望は持っており、すべての欲望を無にすることは不可能ですが、「今よりももっと欲しい」という欲望はなくすことができるのです。
また、物質に執着することにあまり意味はないのです。
なぜなら、お金も財産も、そして自分の身体さえも、いずれは手放さなければならないものであり、そこに執着しても仕方ないのです。
もっといいものが欲しいとか、贅沢がしたいなどと思うよりも、自分が今、健康でいられること、良い仲間に出会えていることなど、幸福な自分に感謝するほうが賢明な生き方と言えます。
他人を羨ましいと思うよりも、自分らしい生き方をするほうが幸福なのです。
もっとお金や物を欲しいと思うような生き方は、少し考え直したほうが良さそうです。
