人は喜んで自己の望むものを信じるものだ。
byガイウス・ユリウス・カエサル
あなたは何を信じて生きていますか?
タイトルの言葉は、共和制ローマ期の政治家 ガイウス・ユリウス・カエサルの名言です。
自分が信じているものというのは、自分が望むこと、喜ぶことだと述べた深い名言ですね。
人はそれぞれ、自分が心から信じているものがあります。
その最も象徴的なものは神様ですね。
神様の教えを信じ、祈り続けたり、教えに忠実に従う行動をとればきっと幸せになれると信じている人が世界中にたくさんいるわけです。
もしも、思い通りにならなかったとしても、それは自分の祈りが足りなかったから、もしくは教えどおりに行動しなかったからだと反省し、決して神様のせいにはしないものです。
人はなぜ神様を信じるのか、それは、人はみな「自分はこうなりたい」「こんな人生を送りたい」という希望を持っているからです。
その希望を叶えるためにはどうすればよいかのよりどころになるのが神様という存在です。
人間の心は弱いので、何かにすがりたいという気持ちが少なからずあるわけで、その一つが神様というわけです。
もちろん信じるものが神様とは限りません。
神様を信じない人も世界中にはたくさんいるわけですが、そんな人たちも他の何かを信じて生きているはずです。
そして、その根底にあるものは希望なのです。
私たちはそれぞれ、希望を信じて生きており、それが自分のエネルギーとなって、幸福になろうと必死で頑張って日々を過ごしているのです。
自分の希望を信じて、これからも生きていきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsは、地球と人類の理想的な未来を想像し、その実現に向けて行動していく目標ですが、まさに希望そのものであり、その達成を信じて邁進していかなければなりません。
実現可能だと信じるから達成が可能なのであって、それを疑っていたら決して達成することはないわけです。
現在、SDGsの達成はもう不可能だという声が、世界中から数多く聞こえてきますが、そんな声がある限り、達成は不可能なのです。
人は希望を持つことこそ、生きるエネルギーとなります。
希望を信じて、未来に向かって行動を継続していきましょう。