寂しさとは人間にとって最も絶望的な経験だということである。そして、この絶望の中では、ものを考えたりすることなどできない。
by 國分功一郎
あなたは寂しさを感じながら生きていませんか?
見出しの言葉は、東京大学教授で哲学者の國分功一郎先生の言葉です。
人間にとって寂しさを感じるのは最も絶望的な経験であり、この絶望の中では物事を考えることはできないのだと述べた深いメッセージですね。
あなたは寂しさを感じたことはありますか?
寂しさとは、もちろん単に独りでいることではありません。
一人暮らしをしている人であっても、寂しさなんて全く感じていない人もいますし、複数の家族で暮らしていても、寂しさを感じる人もいます。
一人で仕事をしている人であっても、寂しさを感じない人もいれば、大勢の人の中で仕事をしていても、寂しさを感じる人もいるわけです。
したがって、寂しさとは、周りに人がいるかどうかではなく、心が満たされない状態、物足りなさや虚しさを感じる状態を指しています。
したがって、自分の周りにどんなに大勢の人がいたとしても、「寂しいなあ」と感じれば、それは寂しい状態と言えるのです。
たとえ部屋に一人でいたとしても、楽しんでいたり、喜びを感じるなど、心が満たされた状態であれば、それを寂しいと思わないのであれば、寂しくはないのです。
人間は、寂しさを感じる状態に陥ると、絶望的な気持ちになり、何も考えることができなくなると、國分功一郎先生は述べています。
例えば、仕事をしていても、自分が必要とされていないと感じたり、「自分はいてもいなくてもいいのではないか」などと感じるのでしたら、それは寂しさを感じている状態と言えます。
また、家族の中でも疎外感を感じていたり、どこにも居場所がないと思えるのであれば、それも寂しい状態と言えるでしょう。
そんなふうに、寂しさを感じているとすれば、人は絶望的になってしまい、何も考えることができない状態、やる気も起きない状況ということになってしまうのです。
世の中には、自殺を図ったり、犯罪を犯してしまう人が存在するわけですが、それは寂しさを感じ、絶望的な気持ちになってしまうからなのです。
絶望的な気持ちから、「自分なんてどうなってもいい」と、投げやりな気持ちになり、犯罪や自殺へと走ってしまうというわけです。
したがって、人は寂しさを感じなければ、自殺や犯罪なんて考えつきもしないということです。
私たち人間は、多くの人間関係の中で生きていますし、決して孤独ではなく、誰かとつながっています。
寂しさとは感情であり、心の状態なので、自分自身でコントロールすることができるはずです。
自分は誰かの役に立ち、誰かを幸せにできるという気持ちを持ち続けることが寂しさを感じない秘訣です。
つまり、社会貢献することです。
そうすれば、寂しさを感じることを減らすことができるはずです。
寂しくなり、絶望的な気持ちにならないよう、常に社会貢献する気持ちを忘れずに、これからも明るく前向きに生きていきましょう。
