少しだけつらいなら、少しだけがんばろう。がんばったけれど、やっぱりつらいなら、そろそろ逃げよう。死にたいほどつらいなら、今すぐ全力で逃げよう。
by ハロルド・ジェニーン
あなたは、つらい状況に陥ったとき、どうしていますか?
見出しの言葉は、アメリカの実業家 ハロルド・ジェニーンの言葉です。
人生において、逃げ出したくなるようなつらい状況に陥った人に、勇気を与えるような深いメッセージですね。
私たちの人生、生きていれば、つらいこと、苦しいこと、悲しいことに見舞われてしまい、この場から逃げ出したくなるような気持ちになることがありますよね。
逃げ出したいなあと思ったときの対処の仕方について、アメリカの実業家 ハロルド・ジェニーンは、見出しのような言葉を述べているので紹介します。
少しだけつらいときは、少しだけ頑張ってみてください。
まだ気持ち的に余裕があるとか、我慢できる範囲内だと思えるならば、少しつらいけれど、もう少しだけ頑張ってみようという気持ちを持つことが大事です。
少し頑張って続けてみることで、つらい気持ちがなくなったり、薄れていく可能性があるからです。
それに、周りのみんなが頑張っているんだから、自分も少し頑張ってみようと、励みにすることも大切な心構えです。
少し頑張ってみたけれど、それでもまだつらいと感じるのなら、そろそろ逃げようか考えてみてください。
頑張ったけれど、まだつらいと感じるのならば、それは自分の心と体がそれを求めていないということ、合わないということなので、やめるとか、あきらめるという決断をしてもいいのかもしれません。
つらいのにそれを無理して長く続けるのは、苦痛でしかありません。
逃げるという決断をする心の準備を始めてください。
そして最後に、死にたいほどつらいならば、今すぐ逃げてください。
死にたくなるくらいにつらいのに、それを続けて耐えなければならないということにはなりません。
それは、あなたの心と体に危険を知らせる信号ということになります。
逃げることは決して恥ずかしいことではないことを決して忘れないでください。
つらいときの対処の仕方について述べてきましたが、死にたくなるほどのつらいことは滅多にないことだと思います。
つらいときに少し頑張ってみるという気持ちは大切ですが、無理して続ける必要はないということは決して忘れないようにしてください。
人生は一度しかないのです。
つらいこと、苦しいことを耐え続けるような人生ではなく、できれば楽しいこと、喜ばしいことを体験できるような人生を送りたいものですね。