どこまで行けるかを知る方法はただ一つ、出発して歩き始めることだ。
byアンリ・ベルクソン
あなたは、新たな道を歩き始めていますか?
タイトルの言葉は、フランスの哲学者 アンリ・ベルクソンの名言です。
人は、行動を起こさなければ何も始まらないという人生の教訓を述べた深い名言ですね。
私たちの将来がどうなっていくのかなんて、だれにもわかりません。
どうなるんだろうと想像することはできますが、確信を持てることなど何一つありません。
例えば、自分がこうなりたいという夢を持ったとき、その夢が実現するかどうかなんて誰にもわかりません。
自分自身はもちろんのこと、他のだれにも確信できる人はいないのです。
自分の夢が叶うのか、それとも挫折してしまうのか、また、どこまで行けるのかを知るには、自分自身が自分の足で歩き始めなければ、何も知ることはできないわけです。
ただ単に頭の中で、「こうなれたらいいなあ」などと思い描いているだけでは何も始まらないのです。
頭の中の想像は、何も形になっていません。つまり、実体がないわけです。
しかし、行動を始めれば、それが徐々に形となって現れ始めるのです。
行動を始め、それを続けていくと、初めはぼんやりとした形だったものが、だんだんとはっきりとした形となって現れ、最後には大きな塊となって、あなたの手に収まるというわけです。
夢を描いたとしても、スタートラインにすら立たない人が多いのが現状です。
夢の実現のためには、まずはスタートラインから一歩踏み出す勇気が大切なのです。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すための世界共通の行動目標です。
そのためにまずは、目標を設定することから始まるわけです。
目標設定と言っても、何から始めればよいのか戸惑う人も多く、その作業すら入れずに、挫折してしまう人も多いのです。
SDGsには、17の目標がありますが、まずはどんな目標があるのかを本やネット情報などで調べてみることから始めてみましょう。
17の目標を見ているうちに、自分でも取り組めそうな活動が見えてくるかもしれません。
SDGsに限らず、何事もスタートラインに立つことが大切です。
SDGsに関心を持った人ならば、自分がやれそうなことから始めてみても良いと思います。
一歩踏み出さなければ、何も始まりません。
その一歩から、世界が変わっていくのです。