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金を持てば人も世の中も恐ろしく思わぬ。逆に一文無しになれば世の中も恐ろしくなる

ともかく金を持てば、人も世の中も恐ろしく思わぬものだ。逆に一文無しになれば世の中も恐ろしいものである。
by 前田利家

あなたには恐ろしいものはありますか?

見出しの言葉は、戦国時代の武将で加賀藩主の前田利家の言葉です。
お金を持っている者は、恐怖心がなくなり、お金のない者は、世の中が恐ろしくなると述べた深いメッセージですね。

社会で生きていくためにはお金が必要なことは当然のことです。
ある程度のお金を持っていないと、この世の中、生きていくこともままならない厳しい時代とも言えます。
昨今のウクライナ情勢や気候変動等の影響により、世界中で物価が高騰しており、日々の生活さえ苦しくなるような、息苦しい毎日が続いていることは、皆様ご承知のとおりです。

この世の中、お金が全てではありませんが、お金がないと生きていけないのは確かな事実です。
したがって、富裕層の人々には恐ろしいものはほぼないと言っていいでしょう。
富裕層に唯一、恐ろしいものがあるとすれば、お金を失ってしまうことかもしれませんね。
なぜなら、悲しいことに、この世の中、お金があれば、ほぼ全てのことは解決してしまうからです。
お金の大切さというものを常に意識しておく必要があることは間違いありません。

ところが、今のこの時代、日々の生活さえ苦しんでいる人々が、日本国内においても急増しております。
コロナウィルス感染症の蔓延や戦争やテロの頻発、地球温暖化による気候変動など、多岐にわたる社会変化により、富裕層と貧困層の格差がますます広がり、貧困層の人々は、食事さえも制限しなければならないほどに深刻化しております。

本来の社会であれば、富める者が貧しい者にお金やモノを与えるのが正常な社会のあり方であったものが、現代社会では、富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなる社会構造になってしまっているわけです。
お金が社会に循環し、貧しい者にも行き渡るようにすることも私たちの使命とも言えるかもしれませんね。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの目標の中にも、お金に関する目標が掲げられています。
目標1の「貧困をなくそう」や目標2の「飢餓をゼロに」などです。
世界中の貧困や飢餓の現状を見てみると、コロナ感染や戦争、テロにより、ますます悪化の一途を辿っており、地域によっては深刻な事態になっています。
日本国内でも、貧困世帯が増えており、毎日の生活さえも苦しんでいる人々が大勢いるのです。

人が生きていくためには、ある程度のお金が必要であり、お金さえあれば、不安や恐怖心は徐々になくなっていくものです。
貧困や飢餓で苦しむ人がいなくなれば、必ず社会は良くなります。
なぜなら、こうした格差が戦争やテロの引き金となり、犯罪の温床となるからです。

お金で苦しむ人が少しでも減少するように、私たちに何ができるのか、真剣に考えてみましょう。

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