歴史書を読むと人の行動がよく読める。何が変わって、何が変わっていないのかよくわかるから。
by 吉田茂
あなたは、歴史書を読んでいますか?
見出しの言葉は、皆様よくご存知の政治家 総理大臣を務めた吉田茂の言葉です。
歴史書を読めば人の行動がよく読めると述べた深いメッセージですね。
歴史書は、書店や図書館へ行くと、本当にたくさん並んでいます。
場所によっては、歴史書のコーナーが設けてあるところも多いですね。
それだけ歴史に興味を持つ人、歴史好きが多いことに気付かされます。
歴史書というのは、その時代に生きた人物の行動の歴史とも言えます。
その人物が、その時代に何を考え、どんな行動を起こしたのかを紐解いていくわけで、私たちをその時代にタイムスリップさせてくれるような錯覚に陥ることもあります。
時代が違うとはいえ、現代社会に生きる人々と同じような考えや行動を取ることもありますし、まったく考えられないような行動を取る人もいて、読んでいると本当に興味をそそられます。
昔は、切腹は武士としての誇りや誉れを示す行動とされていましたが、現代社会に生きる私たちには理解できない行動です。
しかし、親子の情愛や上司には逆らえない行動など、現代社会の生きる我々とほとんど変わらないようなこともたくさんあるのも事実です。
歴史書を読むことで、変わらなくてもよいこと、変わらないといけないことを考えるきっかけになることも数多くあります。
つまり、私たちは歴史に学ぶという心構えが大切なのです。
世の中には、数多くの歴史書があります。
ある人物の歴史を綴った伝記ものや、ある時代を切り取って物語にしたものなど、本当に数多くの歴史書があります。
皆様も、図書館や書店に行って、歴史の世界に浸ってみてはいかがでしょうか?
今後の生き方に影響を与えてくれるかもしれませんよ。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動は、過去の歴史を変える行動だと思っている人も多いようですが、そうではありません。
長い人類の歴史の中で、人間は多くの過ちも犯してきましたが、大きな発展を遂げてきたことも事実です。
理想的なのは、過ちを全て正し、発展をこれからもより革新させていくという心得が大切になるわけです。
つまり、何を変えなければならないのか、何を変えてはいけないかを判断し、それを具体的な行動に移していかなければならないというわけです。
SDGsの活動においても、「歴史に学ぶ」という心構えが大切になるんですね。