すべての人を自分より偉いと思って仕事をすれば必ずうまくいくし、 とてつもなく大きな仕事ができるものだ。
ｂｙ松下幸之助
あなたは、すべての人々のことを偉いと思っていますか？
見出しの言葉は、松下電器産業の創業者 松下幸之助氏の名言です。
凡人には思い付かない経営者らしい深い名言ですね。
私たちは、人生の中で多くの人々との出会いがあり、大勢の人々との関わりがあります。
松下幸之助は、すべての人を「自分よりも偉い」と思って仕事をすれば、必ずうまくいくと断言しています。
一人ひとりの人間には、それぞれ個性があり、顔つきはもちろん、育った環境も違えば、性格も違いますし、得意なことや趣味嗜好、価値観もすべて異なります。
ということは、人には、自分よりも優れている要素が、必ずあるということに他なりません。
自分と特定の誰かを比較して、「全ての要素が自分よりも優れている」とか、「全て劣っている」人というのはこの世に一人も存在しないのです。
たとえ、生まれたばかりの赤ちゃんだとしても、無邪気さや可愛らしさ、将来の可能性という視点で見れば、あなたよりも優れていると言えるわけです。
年齢や性別、国籍や人種、宗教、思考などももちろん関係ありません。
つまり、私たちは、すべての人を敬い、信じることが大切だと松下幸之助は述べています。
仕事がうまく行かないとすれば、誰かを軽蔑したり、悪口を言ったり、人を敬う気持ちが希薄だからなのです。
「すべての人は自分よりも偉い」という気持ちを忘れなければ、何事もうまくいくはずです。覚えておきましょう。
SDGsは、２０３０年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
組織・団体でSDGsの目標を掲げて行動する人も多いと思いますが、仲間を心から信頼して、協力し合いながら行動を続けていくことが重要です。
ときには意見の対立や誤解による衝突などが起きるかもしれませんが、仲間を信じる心だけは決して忘れないようにしましょう。
自分にも立場や感情があるのと同様、相手にも立場や感情があります。
一時の感情に流されず、人を敬う気持ちだけは忘れずに、同じゴールを目指して協力し合いながら行動を継続していきましょう。
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