あなたの人生を実りのあるものにしたいのなら、あなたの考え方を変えなければならない。
by オプラ・ウィンフリー
あなたは自分の将来についてどう考えていますか?
タイトルの言葉は、アメリカのテレビ司会者で女優でもあるオプラ・ウィンフリーの言葉です。
自分の人生を実りのあるものにしたいのなら、考え方を変えなければならないと述べた深いメッセージですね。
私たちの人生は、自分の考えや行動によって決まります。
「自分はこんなことをしてみたい」とか「将来、こんな人間でありたい」と、心に思い描いたとおりの人生を、それぞれ歩んできたはずです。
読者によっては、「いいえ、私は思いどおりの人生を歩んではいない」という言葉が聞こえてきそうですが、いいえ、間違いなく、あなたは自分の思い描いたとおりの人生を歩んでいます。
例えば、「本当はプロスポーツ選手になりたかったけどなれなかった」と言う人がいたとします。
確かに、当初、自分が思い描いたとおりの人生ではないかもしれませんが、夢の途中で「もうあきらめよう」と決断したはずです。
つまり、あきらめるという決断をしたということは、あきらめてスポーツ選手になれなかったわけで、やはり自分の思い描いたとおりの人生を歩んでいることになるのです。
全ての人間は、全て自分の思い描いたとおりの人生を歩んでいるのです。
あなたがもし、現状の自分に不満があり、将来の自分を変えようと思ったら、あなた自身の考え方を変えるしかありません。
考え方を変えるということは、行動も変わります。
行動が変われば、おのずと人生そのものが変わるということです。
あなたはどんな将来を思い描いていますか?
「自分はこうありたい」と思うことが、あなたの将来の姿です。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの目標達成を果たせるかどうかは、あなた自身の行動いかんにかかっていることは間違いありません。
地道に誠実に活動を続けていければ、目標達成できる可能性が高まりますし、途中でやめたり、あきらめてしまえば達成できるはずもありません。
もしも達成できなかったとしても、一生懸命に取り組んだことで、あなたは得るものがたくさんあり、人として成長できるはずです。
あなた自身の考え方ひとつ、行動一つで、将来の見通しが決まるというわけです。
そういう意味では、SDGsも人生そのものも同じということになります。
世界中でSDGsの目標達成に対する機運が高まり、皆が同じ気持ちになれれば、目標達成も果たせるはずですが、現実はそうなっていません。
戦争やテロは世界中で頻発していますし、貧困や飢餓も現実には増加の一途をたどっているわけで、いつになったら人間はもっと賢くなれるのでしょうか?
地球上に生きる人間として、私たちは何をすべきか、真剣に考える必要があります。