馬の行きたい方向に馬を走らせるには手間も労力も要らない。
by エイブラハム・リンカーン
あなたは、自分の行きたい方向へ走ろうとしていますか?
タイトルの言葉は、アメリカ合衆国第16代大統領 エイブラハム・リンカーンの言葉です。
馬を行きたい方向へ走らせるのは手間も労力もいらないのだと述べた、人生を生きる上で考えさせられるような深いメッセージですね。
あなたがもし、馬を連れて行こうとするとき、馬が行きたい方向であれば、ほぼ手間も労力もかからないことに気付かされます。
馬が行きたくない所へ、無理矢理に連れて行こうとすると、それは大変な手間と労力が必要で、到底一人では無理だということになります。
これは人生においても良い教訓となります。
組織のリーダーとして人々を動かそうとするとき、自分の思いどおりに動かしたいと思うならば、人々が喜ぶようなことを伝え、導いてあげなければなりません。
人の嫌がること、つらいことを強いれば、人々はついてこないわけです。
また、自分の行動についても同じことが言えます。
自分が好きなこと、得意なことであれば、喜んで実践するわけですが、嫌いなことや苦手なことはできればやりたくありませんよね。
しかし、仕事でも日常生活においても、苦手なことや嫌いなことをイヤイヤやってしまうことも少なくないのが実情です。
他人の心だけではなく、自分の心も含めて、人は自分のやりたいことや得意なことであれば、喜んで実行するのが人間の心理と言えます。
人が喜ぶこと、幸せを感じることであれば、自ら進んで行動するのが人間というものです。
嫌なことを無理矢理押し付けたり、無理して続けさせたりするのは、ナンセンスなのです。
それは自分自身の行動にも言えることです。
常に意識しながら今後も生きていきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、自分の好きなこと、得意なことを実行するように努めてください。
苦手なことや嫌いなことを無理矢理続けることは無意味であると同時に、長続きできません。
自分の好きなこと、得意なことであれば、自ら進んで行動することができますが、そうではない場合には、モチベーションが下がり、途中で辞めてしまうことになってしまいます。
何をするにしても、楽しみながら行動することが人生の基本であることを常に意識しながら、今後も活動を続けていってください。