愛されることが幸せだと誰もが思っている。しかし実際のところ愛することこそが幸せなんだ。
byヘルマン・ヘッセ
あなたはだれかを愛していますか?
タイトルの言葉は、ドイツの文学者 ヘルマン・ヘッセの名言です。
私たちは、人を愛することよりも人に愛される方が幸せだと思っています。
特に女性は、愛されたいという気持ちが強く、男性からのアプローチを待っている人が多いわけです。
しかし、本当に大切なのは、自分の気持ちです。
誰かに愛されるというのは、相手の感情なので、自分でコントロールすることができません。
また、自分を大切にしてほしいという受動的で他人まかせのような感情です。
誰かを愛するというのは、自分の心の中から湧き出てきた感情です。そして、この人を助けたい、幸せにしたいと思う気持ちの源なのです。
誰かを幸せにしたいと思う感情は、奉仕の精神の一つであり、いわば社会貢献ともいえる感情です。
人を愛する、つまり人を幸せにしたい、人の役に立ちたいという意志の現れともいえるのです。
反対に「愛されたい」という感情は、誰かに助けてもらいたい、面倒を見てもらいたいという感情だともいえるわけです。
どちらが幸せで、どちらが大切なのかは一目瞭然ですね。
SDGsの目標1は「貧困をなくそう」、目標2は「飢餓をゼロに」というゴールです。
これらの目標は、困っている人のために奉仕する愛の精神が大切です。
人を愛することも社会貢献の一つです。心得ておきましょう。