偉人、著名人

脳は現実と理想の区別がつかないので、理想の姿をイメージすることです。

脳は現実と理想の区別がつかないので、現実の姿ではなく、理想の姿をイメージすることです。
by 中野信子

あなたはいつも、理想の姿を思い浮かべていますか?

見出しの言葉は、脳科学者の中野信子氏の言葉です。
脳は、現実と理想の区別がつかないので、理想の姿をイメージする方がいいと述べた深いメッセージですね。

私たちは、普段から頭の中で、いろんなことをイメージしながら生きています。
「こんなふうになれたらいいなあ」と、自分の明るい未来をイメージすることもありますし、「失敗したらどうしよう」などと、暗い自分の未来の姿を想像してしまうこともありますよね。
もしもあなたが、頭の中でイメージするのでしたら、自分の明るい未来、理想の姿をイメージしながら生きていくほうが良いのは間違いありません。

私たちの身体は、脳の働きによって動いています。
つまり、脳が私たちの行動を決めており、人生そのものを司っているというわけです。
脳は、いろんなことを考えることができるわけですが、どんな考えをするかはその人自身が自由に決められるわけです。
したがって、脳を器に例えると、器の中に何を入れるかはその人個人が自由に決められるというわけです。
器の中を明るい理想の姿でいっぱいにすることもできますし、暗く落ち込んだ姿でいっぱいにすることもできます。
そして私たちは、脳で考えたとおりに行動するということになるわけです。

つまり私たちは、脳という器の中に明るい理想の姿をイメージすれば、明るい理想の人生を切り開くことができるというわけです。
脳で考えたとおりの人生が、あなたの未来そのものです。
だとしたら、あなたはどんな将来の姿を思い浮かべますか?
その思いが、そのままあなたの未来を創り上げていくことを常に意識しながら、今後も生きていきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの目標を設定し、活動している人も、未来の理想の姿をイメージしながら行動していることと思います。
私たちは、その思いを持続したまま、活動を続けていくことが重要です。

活動の途中で、「目標達成は無理かもしれない」とか「もうやめようかな」などと思ったとしたら、その思ったとおりになってしまう恐れがあります。
つまり、私たちは自分が思ったことがそのまま現実になってしまうのです。

SDGsの活動に限った話ではありませんが、私たちは良いイメージ、理想の姿を思い浮かべることによって、自分の理想の未来へと導いてくれるのです。
悪いイメージをするから、暗い未来になってしまうのです。
常にそのことだけは忘れないようにしましょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で