偉人、著名人

物事に敏感で独自の価値を持つ事を「細心」と言う。気が小さいのは人生の武器である

物事に敏感で自分なりの価値判断を持っていることを「細心」といいます。気が小さいことは人生の武器なのです。
by斎藤茂太

あなたは、気が小さいですか? それとも・・・。

見出しの言葉は、精神科医で随筆家でもある斎藤茂太先生の名言です。
気が小さいと思っている人に勇気を与えるような深い名言ですね。

世の中には、何事にも消極的で気が小さく、いつも自信喪失でいるような人が少なからずいるものです。
集団の中にいても目立たない存在で、誰かの影に隠れているような人のことです。

そんな人は、活動的でリーダー的な人を見ると羨ましく感じてしまい、自分はダメな人間だと思い込み、暗く落ち込んでしまう人が多いのかもしれません。

しかし、気が小さい人というのは、物事に敏感であることが多く、独自の感性を持っているものです。
他の人には感じないことを感じ取ったり、独自の価値判断を持っており、何事にも慎重に対処できる対応力を持っている人が多いのです。
それを「細心」と言います。

「細心の注意を払う」なんて表現をすることがありますが、まさにそれです。
つまり、気が小さい人は「細心」という能力を持っているわけです。
したがって、人生においてあまり大きな失敗はしません。
それどころか、他の人が持っていない感性を兼ね備えているということは、その人独自の特別な才能を持っている可能性が高いのです。
その才能が、いわばその人の武器になるというわけです。

人はそれぞれ、持っている感性や能力が異なります。
気が小さいことも、その人独自の感性や能力の賜物であり、個性だと言えます。
自信を持って生きていきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsについて真剣に考え、行動を実践している人は、世界情勢に敏感で、独自の価値判断を持っている人と言えるのかもしれません。
未来の地球や人類のことを憂い、何とか改善したいと思う気持ちがあればこそできる行動だからです。

私たちも、「細心」という心を持ち、未来の地球と人類のことを想いながら、SDGsの目標達成に向けて、行動を継続していこうではありませんか?

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