いつでもなんでも平気だなんてつまらないでしょう。
by 瀬尾まいこ
あなたは困難なことに挑戦していますか?
タイトルの言葉は、「そして、バトンは渡された」等の著者で知られる小説家 瀬尾まいこ氏の言葉です。
いつでも何をするにも平気な人生なんてつまらないと述べた深いメッセージですね。
私たちの人生、いつもトラブルもなく、平穏無事に生きていきたいものだと願いながら、日々を過ごしている人が多いことと思います。
しかし、ときには思い通りにいかなかったり、トラブルや災難に遭い、つらく悲しい思いをしてしまうこともありますよね。
もしも毎日が何事もなく、平穏無事に過ごせるような日々が続いたとしたら、それはそれでつまらない人生かもしれないと思いませんか?
全てが自分の思い通りの結果になったり、何をするにも平気だったり、何のトラブルも悪い出来事も起きない人生だとしたら、そんな人生はきっとつまらないはずです。
人生はゲームとかドラマによく例えられるわけですが、もしもゲームをする際に、自分の思い通りになって自分が勝ってばかりいたとしたら、そんなゲームを続けたいとは思わないはずです。
ドラマや映画でも、何のトラブルもなく、平穏無事な日常生活を描くようなストーリーだとしたら、そんなドラマや映画を見たいと思う人が果たしているでしょうか?
私たちの人生、自分にとって不都合な出来事や、思い通りにならないことがたくさんあるから面白いのです。
不都合な出来事や思い通りにならない出来事をどうやって乗り越えようと考えたり、どうやって克服しようかと考え、実行に移し、ときには喜んだり悲しんだりを繰り返すから、人生は面白いのです。
もしも人生の中でトラブルや災難に見舞われたり、不愉快な出来事があったとしても、落ち込んだり悲しんだりするのではなく、「面白くなってきたぞ」とワクワクしながら生きていく方が、人生を楽しめると思います。
何のトラブルもなく、毎日が全て順調で、平気で過ごす日々なんて、そんなつまらない人生はありませんからね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をしていると、思い通りにいかないことや、高い壁にぶつかってしまうことがあるかもしれません。
しかし、SDGsは、未来の地球と人類のために、困難な課題に果敢に挑戦しているわけであり、思い通りにいかないことがあるのは想定内であり、至極当然のことなのです。
そんなときこそ、「面白くなってきたぞ」とワクワクしながら、どうやってそれを乗り越えようかを考え、実行するようにしてください。
何もかもが順調にいくなんてあり得ませんし、全てが順調だとしたら、そんなつまらない活動はありません。
思い通りにいかないからこそ、人生は面白いし、楽しめるのです。
そのことを意識しながら、今後も活動を継続していってください。