秘訣を持たないことが秘訣さ。自分らしくいることにコツなんか要らない。
by ラリー・キング
あなたは生きていく上での秘訣がありますか?
タイトルの言葉は、アメリカのブロードキャスター ラリー・キングの言葉です。
生きていくのに秘訣なんて要らない、自分らしく生きればいいと述べた深いメッセージですね。
私たちは、ときどき秘訣を聞かれることがありますよね。
例えば、「長生きの秘訣」とか「成功の秘訣」などと、当の本人に対して、その秘訣を尋ねて、自分もそれを参考にしようと思うわけです。
しかし、その人にとっての秘訣を聞いたところで、あまり意味はないのかもしれません。
なぜなら、秘訣なんてものは、その人独自のものであると同時に、他人にとって参考になるとは限らないからです。
例えば、「長生きの秘訣」について尋ねたとします。
人によっては、毎日運動をしたからかもしれませんし、栄養ある食事を摂ったからかもしれません。
または、ストレスを溜めない、大らかな性格が理由かもしれませんし、睡眠時間が多いからかもしれません。
私の知人の中には、ヘビースモーカーなのに、90歳以上生きた人もいます。
つまり、長生きの秘訣なんてものは、人によって異なるのであって、全く参考にはならないことが多いというわけです。
もしかしたら、長生きした本人さえも、秘訣なんてものはわからないかもしれません。
長生きのみならず、成功や幸福の秘訣なんてものも、あまり参考にはならないと思います。
だとしても、それぞれの「秘訣」というものは必ずありますよね。
ただし、それは人によって違うということであり、他人のものはあまり参考にはならないということは確かです。
それよりも、自分らしく生きることが、最も良い生き方であることは間違いありません。
自分らしく生きていくことが、もしかしたら成功、幸福、長生きなどにつながっていくのかもしれませんね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、自分らしいやり方で行動するようにしてください。
目標達成を果たすための秘訣やコツなんてものはありませんし、理想的な行動計画なんてものもありません。
それぞれの個人や団体が、それぞれの信念に基づき、自分らしく行動すれば良いのです。
SDGsに限らず、私たちの行動に秘訣やコツなんてものは、それぞれが工夫しながら実行すれば良いのあって、他人のやり方を真似する必要などないのです。
自分らしく生きることの大切さを、今一度考えてみたいものですね。