瑠璃の光も磨きから
(るりのひかりもみがきから)
by日本のことわざ
あなたは自分の才能を伸ばす努力をしていますか?
タイトルの言葉は、日本のことわざです。
意味は、「瑠璃という宝石が美しく輝いているのは磨くからである。素質や才能があっても、修練を積まなければ大成しない」という教訓です。
瑠璃は、瑠璃色という言葉があるように、青く美しい宝石の一つです。
瑠璃に限らず宝石は、宝石の専門家が磨くから美しいのであって、自然のままの状態では美しく輝くことはありません。
専門的な技術をもって磨くから美しく輝くのです。
これは、人間にも同じことが言えます。
どんなに優れた才能や素質を持っている人も、努力をしなければその才能を伸ばすことはできません。
自分には才能があると自負して何も努力しなければ、毎日一生懸命に努力している人にいずれ追いつかれ、追い抜かれてしまうことは必然なのです。
例えば、子供の頃には足が速かった人は、何も努力しなければ大会に出場できるような選手にはなれないのは当然です。
子供の頃に速かったということは、才能や素質があるということなので、努力すればもっと速く走れるようになるはずなのに、努力しなければそれが発揮されることはないというわけです。
せっかく自分に備わった素質や才能なのです。
それを存分に生かせるように努力すれば、きっとあなたの人生を豊かにしてくれます。心得ておきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
あなたには、何か必ず才能や素質があります。
それはあなたにしかできないことかもしれませんし、それが誰かの役に立つことにつながるかもしれません。
あなたが持っている才能や素質を十分に発揮することができれば、それが大きな社会貢献となり、SDGsの目標達成に近づくに違いありません。
あなたが輝ければ、周りの人々も輝き始めます。
あなたの才能を存分に生かせるように努力を続けましょう。