栄養をとって運動をしても、精神状態が悪ければ病気を招きます。心をいつも健康な状態に保ちなさい。
byジョセフ・マーフィー
あなたはいつも精神状態が健康ですか?
見出しの言葉は、アメリカの宗教家で著述家のジョセフ・マーフィーの名言です。
私たちは、バランスの取れた栄養のある食事を摂り、適度な運動を続けていれば健康に生きられます。
それは身体を健康に保つための秘訣と言ってもいいでしょう。
しかし、どんなに身体が健康であっても、心の状態が健康でなければ病気を招くことになりかねません。
ストレスがたまって、いつもイライラしていたり、悲観的になって毎日落ち込んでいたりする状態が続けば、身体的にも害を及ぼすことになるわけです。
また、精神状態が悪ければ、食事や運動にも影響を及ぼしかねません。
平穏な状況のときには、食事や運動に気をつけていたにもかかわらず、精神的に追い込まれることによって、食事や運動もおろそかになってしまうことは、よくあることなのです。
身体と心はつながっています。
むしろ心が健康であれば、身体も健康でいられるようになります。
心得ておきましょう。
SDGsの目標3は「すべての人に健康と福祉を」です。
世界には、医療体制が未整備の国やサービスレベルが低い地域が未だに多くあり、病気になっても医療を受けられない人々がたくさんいます。
また、感染症の蔓延や幼い命が失われるなど深刻な課題もあります。
こうした地域の人々は、もちろん精神状態も健康ではないのです。
私たちに何ができるのか、真剣に考えてみましょう。