凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。風に流されている時ではない。
byウィンストン・チャーチル
あなたは、向かい風に向かって突き進んでいますか?
タイトルの言葉は、イギリスの政治家で首相を務めたウィンストン・チャーチルの名言です。
人は向かい風に向かって進んでいる時が最も輝くことを、凧揚げにたとえて表現した、人生の教訓となるような深い名言ですね。
皆様も、お正月などに凧揚げをした経験は誰もがあるかと思います。
凧が一番高く上がるのは、向かい風、つまり風に向かって凧を上げているときです。
向かい風に乗ってしまえば、凧はグングン上がっていき、安定した状態でそれを保つことができるのです。
風に流されてしまうと、凧は右へ左へとクルクルと回ったり、急降下して落ちてしまったりして不安定な状態になり、うまく上げることができません。
人生もこれと同じと言えます。
時の流れや周りの人の意見に流され、自分の信念を持たずにダラダラと生きている人は、人生そのものが安定しません。
流されて生きているので、少し困難なことにぶつかったり、悪い出来事に出会ったりすると、すぐにくじけてしまうのです。
しかし、常に向かい風に向かって歩み続けているような人であればどうでしょう。
向かい風、つまり信念を持って常に目標や夢に向かって突き進んでいる人であれば、壁にぶつかったり、困難なことが起きたとしても、それを乗り越えるエネルギーを持ち、むしろそれを楽しむくらいの余裕がある人もいるかもしれません。
人は、風に流されるように生きるのではなく、向かい風に向かってそれをはねのけるように生きていく心構えが必要です。
人生の教訓として、心得ておきたいものです。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの目標達成を果たすためには、向かい風に向かう気持ちが絶対に必須です。
なぜなら、SDGsの17の目標は、容易に達成できるものではなく、困難が待ち受けていることは間違いないからです。
周りの人々や環境に流されて何も行動しないのではなく、自分の信念を持って自分なりの目標を立てて行動を実践していかなければなりません。
常に向かい風に立ち向かっていくという姿勢で、行動を実践、継続していってください。