銀行家というのは、太陽が照っているときに自分の傘を差し出して、雨が降り始めるやいなや、それを返せと言うような奴だ。
by マーク・トウェイン
あなたは、自分の都合だけで動いていませんか?
見出しの言葉は、アメリカの著述家 マーク・トウェインの名言です。
人は、自分の都合によって態度を変えるものだと述べた深い名言ですね。
アメリカの著述家 マーク・トウェインは、銀行家というのは、太陽が照っているとき、つまり、傘が不要なときには傘を差し出してくれるが、雨が降り出し、傘が必要になると、それを返せと言う、自分の都合しか考えていないと述べています。
これは、銀行家が特別に悪い人間だと言いたいわけではなく、人間とは所詮そういうものだと言うことなのです。
例えば、誰かを手伝ってあげようとか、助けてあげようと思うとき、それは自分が時間的にも精神的にも余裕があるときでないと、そういう気持ちにはなれません。
人に親切にしてあげられるのは、自分にゆとり、余裕があるからこそできることなのです。
毎日、多忙な日々を過ごしていて時間に余裕のない人や、大きな悩みや苦しみを抱えていて精神的に余裕のない人は、誰かのために尽くそうという気持ちにはなれないものです。
誰かが親切にしてくれないからといって、決して腹を立てたり、がっかりしてはいけません。
自分だって心に余裕がなければ誰かを助けようという気持ちにはなれないでしょうし、みんな自分のことで精一杯なのです。
人間は皆、自分の幸せのために生きています。自分の都合で動いているのです。
他人のために尽くそうとする人もいるかもしれませんが、ごくごく少数派です。
心得ておきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でよりよい社会を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動を一生懸命に続けている人は、他人のために、社会のために尽くそうと考えている、ごくごく少数派の素晴らしい考えの持ち主です。
普通の人は、自分や家族の幸せ、自分の都合しか考えておらず、赤の他人の幸せや他人を喜ばそうと積極的に活動している人は少ないのが現状です。
したがって、社会のために尽くそうと頑張っている人たちを見ると、本当に頭が下がる思いでいっぱいになります。
社会貢献のために活動できるという心構えを持てることは尊く、素晴らしいことです。
私たちもこのような少数派の素晴らしい人間の一員になれるように、SDGsの活動を始めてみませんか?