名言集

「一日が一生」という気構えで生きていくと、つまらないことにこだわらなくなる。

今日の出来事は今日でおしまい。「一日が一生」という気構えで生きていくと、あんまりつまらないことにこだわらなくなる。
by 酒井雄哉

あなたは、今日起きた出来事をいつまでも引きずってはいませんか?

見出しの言葉は、天台宗の僧侶 酒井雄哉(さかいゆうさい)氏の言葉です。
「一日が一生」という気構えで生きていけば、つまらないことにこだわらなくなると述べた深いメッセージですね。

人生、生きていれば、いろんな出来事が起こりますよね。
自分にとって良い出来事もあれば、悪い出来事も起きます。
例えば、今日、とても悪い出来事が起こったとします。
自分にとって、とてもつらく、苦しく、悲しい出来事が起きた場合、気持ちが沈んでしまい、明日以降もそれを引きずってしまい、しばらくは立ち直れないかもしれません。

そんなときこそ、「一日が一生」という気構えを持つことを思い出してください。
「一日が一生」とは、「今日の出来事は今日でおしまい。明日は新しい一日が始まる」という考え方を持つことです。
つまり、今日起こったことは、今日で終わりにして明日以降に影響を及ぼさないようにするべきだということです。

起こってしまった出来事は、もう仕方ありません。起こらなかったことにはできないのです。
だとしたら、その日のうちに、「もうこんなことは起こさないようにしよう」とか、「起きてしまったことは仕方ない」と気持ちを切り替えて、前へ進んでいくしかないのです。

これは、悪い出来事に限った話ではありません。
良い出来事、嬉しいこと、楽しいことがあった場合にも同じです。
喜びの気持ちを、何日も噛みしめたい気持ちは理解できますが、あなたには他にやるべきことがあるはずです。

「今日の出来事は今日でおしまい」という「一日は一生」という考え方をすれば、それを引きずっていつまでもクヨクヨしていたり、噛みしめていることがバカバカしく思えるはずです。
それに、いつまでもクヨクヨしていても、何も変わらないどころか、状況が悪化する恐れがあります。
反対に、あなたがいつまでも喜びに浸っていると、周りの人がどう思うかを考えてみてください。
あなたが思うほど、周りの人はそれほど喜んでいないかもしれませんし、気持ちが白けているかもしれません。
人の感情なんてそんなものなのです。

「今日の出来事は今日でおしまい」
こんな考え方で生きていければ、小さなことにこだわったり、悩んだり、苦しんだりしなくなります。
「一日は一生」というこの考え方は、あなたの生き方、行動を変えてくれるかもしれませんよ。

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