ことわざ

遠慮なければ近憂あり。by日本のことわざ

遠慮なければ近憂あり。
by日本のことわざ

あなたは遠い将来のことを考えて生きていますか?

タイトルの言葉は、日本のことわざです。起源は論語の言葉とされています。
意味は、「遠い将来のことを考えずにいると、近い将来に心配事が起きる」という教訓です。
この場合の遠慮とは、「他人に対して言葉や行動を慎むこと」という意味ではなく、「遠い将来のことを思慮に入れて考えをめぐらすこと」という意味になります。

私たち人は、常に将来のことを考えながら生きていかなければいけません。
子供はもちろんのこと、大人になってからも、自分は将来こうなっていたいという目標を常に持っておくべきです。

例えば、「将来、医師になりたい」という目標を持っていれば、子供のことから一生懸命に努力を始めるはずです。
大学受験の直前になって勉強を始めても手遅れなのは明白です。

大人になってからも同じです。
5年先、10年先の自分はどんな生活をしていたいのかを考えながら生きていれば、今何をすべきかが明確になり、今から行動を始められるので、思った通りの生き方ができる可能性が高いのです。

人間は、将来のことを考えることのできる唯一の生き物です。
他の生き物は、「今」を生きているだけで、明日のことさえ考えていません。
つまり、将来のことを考えずに生きている人は、もはや人間とは呼べないのです。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの行動実践は、まさにこのことわざがぴったりです。

地球および人類の未来を考えずに、今のままの生活を続けていれば、最悪の場合、地球環境がますます悪化し、人類は滅亡してしまいます。
現代社会に生きている私たちは、地球と人類の将来に思いをめぐらせ、地球や人類にとって善い行いを継続していかなければいけません。
それが私たち人類に課せられた使命なのです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で