その日の収穫量ではなく、植えた種の数で日々を理解しよう。
by ロバート・ルイス・スティーヴンソン
あなたは、その日の収穫量や売上げばかりを気にしすぎてはいませんか?
タイトルの言葉は、イギリスの小説家で詩人でもあるロバート・ルイス・スティーヴンソンの言葉です。
その日の収穫量ではなく、植えた種の数、つまりはどれだけの努力や仕事をしたかで日々を理解すべきだと述べた深いメッセージですね。
私たちが仕事をする上で最も重要なことは、成果を上げることです。
つまりは、農業であれば収穫量、小売業であれば売上高、製造業であれば生産量など、数字で表されるものを指します。
収穫量、売上高、生産量というものは、それぞれの業種が利益を上げるために、そして生き残っていくためには最も重要な要素であることは間違いありませんが、そのことばかりに注視していては、本当に大切なことに気付かないかもしれません。
例えば、農業であれば、ある日突然、作物が実り、収穫できるわけではありませんよね。
作物を収穫するためにまず始めなければならないのは、種を蒔くことです。
種を蒔くためには、まずは畑となるための土壌作りから始めなければなりません。
土壌作りが終わったら、肥料をまいたり、水源を確保するなどの準備も必要になりますし、場合によってはビニールハウスを設置するなどの仕事もあるかもしれません。
全ての土壌が完成した後に、やっと種を蒔くことができるというわけです。
また、種を蒔いた後はそれで終わりではもちろんありません。
毎日、水をまくのはもちろんのこと、天気の状況を見て温度管理をしたり、成長に合わせて剪定したりなど、日々、相当の手間を掛ける必要があるのです。
そして、その期間は収入がまったくありません。
それどころか、多額の出費がかさむことになります。
作物を収穫するためには、相当の苦労と仕事が必要になることは言うまでもありません。
そして、長い月日を経て、収穫を得ることで、農家はやっと利益を得ることができるわけですが、それまでには相当の苦労と仕事量が必要になることを決して忘れてはいけません。
農業に限らず、どんな仕事をするにしても、利益を得るためには、相当の準備や仕事量が必要なことだけは決して忘れてはならないのです。
というよりも、その準備や仕事がなければ、成果を上げることは不可能だということは覚えておくとよいでしょう。
私たちは、成果を上げることばかりに注視しがちですが、それまでには数々の苦労と努力が必要だということは忘れてはいけません。
どうやって成果を上げようかと考える前に、どんな準備が必要か、その前段階の方が重要だということを常に意識しながら、今後も仕事に励んでください。
