人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない。
by セーレン・キルケゴール
あなたは前向きに生きていますか?
タイトルの言葉は、デンマークの哲学者 セーレン・キルケゴールの言葉です。
人間は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられないと述べた深いメッセージですね。
私たちの人生、過去から現在、未来に向かって生きているわけですが、生きていくためには後ろ向き、つまり過去を見て、自分はどうするべきかを理解しなければなりません。
自分の未来をどうするべきか、どうありたいかを考える際には、過去の経験や学んだことをもとに、決めなければならないというわけです。
もっとわかりやすく述べると、私たちの人生は、未来という前向きにしか進んでいけないわけですが、後ろを振り返って、未来を考えるしかないということになります。
過去の経験や出来事、学んだことが未来への道へ続いていくということです。
したがって、未来を予想するためには、今、何をするべきかを考え、行動しなければならないのです。
過去は過ぎ去ってしまったので、もう取り返すことも引き返すこともできないので、振り返っても仕方ありません。
だとしたら、今、何をするべきか、誰もが自分でわかるはずです。
あなたの未来は、今の自分の考え方、行動にかかっています。
今すぐに行動を始めてください。
あなたの未来が明るく、素晴らしいものになるように。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの17の目標は、過去の人間たちが引き起こした過ちや課題をもとに、未来を変えていこうとするビジョンを示している国際基準のような目標です。
どの目標を見ても、過去に起きた出来事、問題であり、それを少しずつでも改善していこうとする行動目標なのです。
そのため、過去の人間と同じような行動を続けていては、未来は何も変わらないどころか、ますます悪化の一途を辿ってしまうのは目に見えています。
それでは、人間には学習能力がまるでなく、本当の意味で愚かな生き物、地球にとって邪悪な存在となってしまうというわけです。
私たちの未来は、私たちの考え、行動にかかっています。
自分たちが何をするべきか、改めて真剣に考えてみたいものですね。