人間、一度しか死ぬことができない。命は神様からの借り物だ。
by ウィリアム・シェイクスピア
あなたは命を大切にしていますか?
タイトルの言葉は、イギリスの劇作家 ウィリアム・シェイクスピアの名言です。
かけがえのない命の尊さについて述べたシェイクスピアの、胸に突き刺さるような深いメッセージですね。
私たちにとって最も大切なものは何か?
それは、かけがえのない「命」であることは言うまでもありません。
その命について、シェイクスピアはタイトルのような言葉を残しています。
「人間、一度しか死ぬことができない」
至極当然のことですが、私たちの一生で、「死ぬ」ことはたった一度だけです。
そして、死んでしまえば、私たちは決して、もう生き返ることはできないのです。
死んでしまえば、もうやり直すこともできませんし、後悔することもできません。
死んだ後に、「死ななければよかった」とか「死にたくなかった」と後悔しても、もう遅いのです。
世の中には、命を粗末に考えている人が決して少なくありません。
自ら命を絶つ人も依然として大勢いますし、病気になってもろくに治療も受けずに、「自分なんてどうなってもいい」と投げやりになっている人も大勢います。
また、他人の命を奪ってしまう人間も少なからずいます。
戦争やテロで大勢の人が犠牲になっています。
こんなふうに、命を軽んじるような行為は決して許されません。
なぜなら、シェイクスピアいわく、「命は神様からの借り物」だからです。
自分の体、そして他人の体全てが神様からの借り物だとすれば、自ら命を捨てようとしたり、他人の命を奪うなんてとんでもない悪行なのです。
命の尊さ、重さを決して忘れることなく、これからも命ある限り、精一杯生きていきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの目標の中にも、命の尊さ、重さを考えさせられる目標がたくさんあります。
目標1「貧困をなくそう」や目標2「飢餓をゼロに」、目標6「安全な水とトイレを世界中に」などが、主なものですが、よくよく見てみると、環境問題や人権侵害など、17の全ての目標が命を大切にしなければならないメッセージが含まれているような気がします。
私たちがこうした活動ができるのも命あってのことですし、SDGsの活動全てが誰かの命を救う活動とも言えるわけです。
命は神様からの借り物であり、かけがえのない、たった1つしかない貴重な大切なものです。
自分の命、他人の命を大切にする気持ちを決して忘れず、これからも命を輝かせていこうではありませんか?