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お金は肥料のようなもの。 ばらまけば役に立つが、一ヶ所に積むとひどい臭いがする

金は肥料のようなものだ。 ばらまけば役に立つが、一ヶ所に積んでおくとひどい臭いがしてくる
byクリント・W・マーチソン

あなたは、お金をコツコツ貯めていますか? それともドンドン使いますか?

見出しの言葉は、アメリカの実業家 クリント・W・マーチソンの名言です。
お金の特徴を肥料に例えて表現したユニークな名言ですね。

世の中には、貯金が趣味だという人も少なくないようですが、お金とは本来、使うことに価値があります。貯めることに価値があるわけではありません。
お金とは、資産の一つではありますが、物の一つ、道具の一つとも言えるのです。
人が生きていくために必要な道具の一つというわけです。

私たちの身の回りには、便利な道具がたくさんあります。例えば「洗濯機」を例に挙げます。
洗濯機は、大量の汚れた衣類をスイッチひとつできれいにしてくれる便利な道具です。
もしも、この便利な道具を使わずに、全て手洗いで洗濯しているとしたら、洗濯機なんて必要ありません。
洗濯機は、使うから価値があり、便利な道具と言えるのです。使わなければ単なる大きな箱なのです。

お金も同じです。お金は使うから、世の中にお金が回り、多くの人々が豊かになれるのです。
使わなければ何の価値もない、単なる紙切れなのです。
貯めることに価値があると思っている人がいますが、大きな勘違いです。
将来が不安だから貯めていると言う人がいますが、今を楽しめない人が将来を楽しめますか?

お金は社会のためにもドンドン使うべきです。
もちろん無駄遣いをせよと言っているわけではありません。
世のため、人のため、そして自分の幸福のために有効にお金は使うべきです。
お金は使えば使うほど、一旦は自分の懐から出ていきますが、いずれ自分に返ってくるものです。
お金とはそういうものなのです。心得ておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
目標達成のためには、当然のことながらお金を使うことになります。
私たちは、社会のために、どんなふうにお金を使うべきかを真剣に考えなければなりません。
より良い世界を創り出すために、何ができるか、何をなすべきかをよく考えてみましょう。

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