どんなに勉強し、勤勉であっても、上手くいかないこともある。
これは機がまだ熟していないからであるから、ますます自らを鼓舞して耐えなければならない。
by渋沢栄一
あなたは、勤勉に働いていますか?
見出しの言葉は、大河ドラマでもおなじみの実業家 渋沢栄一氏の名言です。
夢や目標に向かって努力している人に対して、力強いメッセージとなる深い名言ですね。
私たちは、夢や目標に向かって一生懸命に頑張るときがあります。
必ず実現するという信念を持ち、懸命になって努力することはとても尊く美しい姿です。
しかし、どんなに一生懸命に努力していても、うまく行かずに失敗してしまうことがあります。
例えば合格を目指して一生懸命に努力したのに、試験に不合格になってしまったり、努力の途中で病気やケガに見舞われ断念せざるを得なくなってしまったりすることもありえます。
たとえうまく行かないことがあっても、そこで諦めてしまったり、投げやりになってはいけません。
自分が努力してきたことは決して無駄にはなっておらず、また明日から頑張ればよいのです。
うまく行かなかったのは、機が熟していなかっただけであり、その目標をやめてしまうことではないのです。
また、これを機に、違う目標を掲げてもよいのです。
あなたが夢や目標を持ったとき、それは実現に向けてスタートしているのです。
うまく行かなかったのは、時期がまだ早かっただけのことです。
失敗を一つの試練と捉え、気持ちを切り替え、ますます気持ちを鼓舞させて、明日からまた努力を重ねていきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの17の目標は、どの目標も達成が困難であり、容易に実現できることではありません。
未来の地球と人類のための行動を続けていても、うまく行かないこともきっとあることでしょう。
しかし、決して諦めないでください。
目標そのものが困難なことばかりなので、うまく行かないのが当たり前なのです。
それでも私たちは、行動を継続しなければ、未来の地球と人類に禍根を残すことになりかねないわけです。
今一度、気持ちを鼓舞して、目標達成に向けて活動を継続していきましょう。