雨の日には雨の中を、風の日には風の中を。ｂｙ相田みつを

雨の日には雨の中を、風の日には風の中を。ｂｙ相田みつを

あなたは、雨の日に雨を避けようとしていませんか？

タイトルの言葉は、詩人で書家の相田みつを氏の詩の一節です。

「雨の日には雨の中を、風の日には風の中を」
一見すると当たり前のような詩ですが、私たちは、ともすると「雨の日は雨を恨む」「風の日には風に怒りをぶつける」ような行動をしていることに気付きます。

私たちは、自分たちの身に起こること、例えば自然現象や他人の行動に、どのように向き合っているでしょうか？
目の前で起きている現象や出来事は、それを素直に受け入れて、抵抗することなく行動するしかありません。
それを恨んだり、怒りをぶつけても仕方がないのです。
雨が降っていることを恨み、天に向かって怒っても意味がないのです。
自然現象も他人の行動も自分の意志でどうにかできるものではありません。

いつ、どんなときも、自分の身に何が起ころうとも、冷静に自分のすべきことを考え、行動できる人間でありたいものです。