我々の務めは成功することではない。失敗を恐れることなく前進することである。
by ロバート・ルイス・スティーブンソン
あなたは、成功することばかりを考えていませんか?
タイトルの言葉は、イギリスの小説家、詩人のロバート・ルイス・スティーブンソンの言葉です。
目標や夢に向かって努力を続けている人の励みになるような、力強く深い名言ですね。
私たち人は、一つの目標や夢に向かって、ひたすら努力をすることがあります。
その努力は、当然のことながら「成功」という二文字を手に入れるためですよね。
普通はそう考えるものですが、イギリスの小説家 ロバート・ルイス・スティーブンソンは、「我々の務めは成功することではない」とはっきりと断言しています。
また続けて、「失敗を恐れることなく、前進することである」と述べています。
もちろん成功するに越したことはないわけですが、失敗を恐れずに前進を続けていれば、人間は成長し、得られるものがあるはずです。
例えば、金メダルを目指して努力を続けている人が、精一杯前進を続け、努力を続けた結果、たとえ金メダルを獲得できなくても、ダメな人間ではないですよね。
失敗を恐れずに前進し続けることは、その人にとってはかけがえのない貴重な経験となり、人間として大きく成長しているはずです。
それに、たとえその人にとっての「成功」を手に入れたとしても、人生はそれで終わりではありません。
「成功」のその先にも、次の目標ができることもありますし、まだまだ続けなければならないことが山ほどあるかもしれません。
つまりは、前進し続けていく必要があるわけです。
私たちに必要な心構えは、「成功を手に入れよう」とすることではなく、「失敗を恐れずに前進し続ける」ことなのかもしれませんね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの目標は、2030年が目標年次ですが、2030年を迎えればそれで終わりというわけではありません。
SDGsの目標は、地球規模の人類共通の課題を解決していこうとする目標であり、この先もずっと続けていく必要があります。
たとえ目標達成を果たせたとしても、それで活動をやめてしまっては、過去の過ちをまた繰り返すことになってしまうからです。
私たちに必要なのは、成功をつかむことではなく、前進し続けることだということが、SDGsの活動にも同じことが言えるわけです。
心構えとして決して忘れないように常に意識しておきましょう。