まだ笑うことができる限り彼はまだ貧乏ではない。ｂｙアルフレッド・ヒッチコック

まだ笑うことができる限り、彼はまだ貧乏ではない。
ｂｙアルフレッド・ヒッチコック

あなたはいつも笑っていますか？

タイトルの言葉は、「裏窓」「サイコ」「鳥」などの作品で知られる映画監督　アルフレッド・ヒッチコックの名言です。
笑える人は幸福であることを述べた深い名言ですね。

笑顔でいることは幸福だとよく言われます。
毎日、豊かで充実した幸福な生活をしている人は、いつも笑顔が絶えないものです。
しかし、つらく悲しみに沈んでいたり、貧乏でいる人々に笑顔が見られないかと言うと、実際にはそうでもないようです。

世界には、毎日つらい境遇に見舞われ、過酷な生活を強いられている人々が数多くおり、ほとんどの人々が暗く沈んだ表情をしています。
しかし、中には笑顔を見せてくれる人も数は少なくともいるようです。

過酷な環境下にいても、明るく前向きに懸命に生きている人もいて、食べられるだけでも幸せと思い、希望を持ってひたむきに頑張っている人もいるわけです。
そんな人は、きっと笑顔を見せながら生きていることでしょう。
笑顔を見せられるということは、心にゆとりがあるという証です。
ヒッチコックは、笑うことができる限り、まだ貧乏ではないと言い切ります。
本当の貧乏は、笑うことさえできない人々のことを言うのです。

本当につらく、悲しみのどん底に落ちてしまったとき、人は絶対に笑顔になることができません。
笑うことができるということは、悲しみのどん底ではなく、前向きな気持ち、希望を持っているという証なのです。
反対に、お金を持っていても、笑うことのない人は貧乏だと言えるのかもしれませんね。

どんな境遇になっても、希望を捨てず、前向きに生きていこうという意志を持ち、笑顔を見せられるように生きていきましょう。

SDGsの目標１は、「貧困をなくそう」です。
世界には、笑うことさえできない貧しい生活を強いられている人々がたくさんいます。
貧困は、毎日の衣食住が不自由なだけではなく、犯罪や人権侵害の温床となり、医療や教育も満足に受けることができないなど、様々な課題の根本となる深刻な問題なのです。
笑うことさえできない困窮した人々を救済するには、私たちに何ができるのか、何をすべきなのか真剣に考えてみましょう。