喧嘩をするのは倦怠だ。その証拠は喧嘩好きな奴は、仕事や心配が少ない人間に決まっているからだ。
byエミール・オーギュスト・シャルティエ
あなたは、誰かとよく喧嘩をしますか?
見出しの言葉は、フランスの哲学者 エミール・オーギュスト・シャルティエの名言です。
喧嘩をする人は倦怠、つまり怠け者だと述べた深い名言ですね。
世の中には、短気で怒りっぽい人、すぐに誰かと喧嘩をしてしまうような人がいます。
感情の起伏が激しく、怒りに火がついてしまうと、誰も手がつけられなくなってしまう人もいます。
そんな喧嘩好きな人、すぐに手が出てしまう人物には共通していることがあると、フランスの哲学者 エミール・オーギュスト・シャルティエは述べています。
それは、仕事や心配事が少ない人間だということです。
仕事が忙しい人は、やるべきことがたくさんあるので、誰かと喧嘩をしている暇がありません。
時間には限りがあるので、喧嘩をしている暇があったら、仕事をしている方が効率的なのです。
それに、仕事が充実しているので、喧嘩をしようという気持ちにすらならないのかもしれません。
それと、心配事が多い人も喧嘩はしません。
心配事をどうやって解決しようかと頭を悩ませ、心を奪われてしまうので、誰かと喧嘩をしている暇などないのです。
つまり、喧嘩をするような人間は、仕事は忙しくない、心配事もほとんどない、暇な人間だということになるわけです。
短気を起こしたり、怒りの感情をあらわにすることが良くないことは、皆様御存知の教訓だと思いますが、それは「暇な人だから喧嘩をする」という点にも現れるということで、とても面白い名言ですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動を一生懸命している人は、誰かと喧嘩をしたり、怒りの感情をあらわにすることは少ないと思います。
もちろん、成果が上がらなかったり、うまくいかないときに、イライラしたり、誰かと議論することはあるかもしれませんが、感情的に怒りを爆発させて、誰かと喧嘩をするようなことはやめていただきたいと思います。
喧嘩をする人は暇な人です。
喧嘩している暇があったら、他にやるべきことがあるはずです。
SDGsの目標達成を果たすためにも、誰かと喧嘩などせず、ゴールに向かって行動を実践していきましょう。