他人からの賞賛や感謝など求める必要はない。自分は世の中に貢献しているという自己満足で十分である。
by アルフレッド・アドラー
あなたは他人からの評価、感謝を求めていませんか?
見出しの言葉は、アドラー心理学で有名なオーストリアの心理学者で精神科医のアルフレッド・アドラーの名言です。
人は大きな功績を上げたとき、社会貢献をしたときに幸せを感じるものです。
自分は、「やるべき仕事を達成した」「世の人々に喜んでもらえた」「社会の役に立てた」という思いがあるのであれば、それ以上を望むことはやめましょう。
人々からの賞賛や感謝を求める必要はありません。
いや、むしろ求めてはいけません。
それを求めてしまうと、「なぜ人々は私を賞賛してくれないのか」「なぜ人々は私に感謝してくれないのか」「私はもっと高く評価されてもいいはずだ」と世の中を恨むようになってしまいます。
大きな功績を上げたり、社会貢献をしたとき、それは人々の心に届き、当然あなたに感謝しています。
それを感じられないのは、目に見える形であなたに届いていないだけであり、感謝していないということではないのです。
人々からの見返りを求めるために、あなたはがんばったわけではないはずです。
自分は精一杯がんばった、多くの人に喜んでもらえたという自己満足さえできれば、それで十分なのです。