偉人、著名人

過去には帽子を脱いで経緯を表し、未来には上着を脱いで立ち向かえ。

過去には帽子を脱いで経緯を表し、未来には上着を脱いで立ち向かえ。
byクレア・ブース・ルース

あなたは、未来に目標を持って生きていますか?

タイトルの言葉は、アメリカの劇作家で、政治家も務めたクレア・ブース・ルースの名言です。
過去と未来への向き合い方を見事に表現した深い名言ですね。

私たちの人生には、過去と未来しかありません。
今という時間は、すぐに過去になってしまいますし、明日という未来も明日になれば過去になってしまいます。

過去は、過ぎ去ってしまった時間なので、取り戻すことはできませんし、未来はこれから先のことなので何が起きるかわかりません。
そんな過去と未来ですが、クレア・ブース・ルースは、過去には敬意を表し、未来には果敢に立ち向かえと述べています。

過去は、これまでに自分が歩いてきた道であり、経験です。
たとえ恥ずかしい思いをしたり、目を塞ぎたくなるようなつらい過去だったとしても敬意を払うべきなのです。
それがあなた自身の血となり肉となってこれからの行動に活かせるからです。

過去の自分が今の自分を作り上げ、そして未来に立ち向かおうという自分が存在しているのですから、何も恥じることはないのです。
過去は過去であり、済んでしまったことです。もしうまく行かなかったり、恥ずかしい思いをしたのなら、それを繰り返さないように行動をすればいいだけなのです。

SDGsは2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
私たち人類は、過去に過ちを犯してしまい、それを正していこうというのがSDGsです。

過去の長い人類の歴史があったからこそ、SDGsという行動目標ができ、それを未来に向かってより良い世界にしていこうということなのです。
過去を否定することではなく、むしろ過去の人類の過ちにも敬意を払っていると言っても過言ではありません。
ただし、今のままの行動を続けていては、地球や人類にとって好ましくありません。
より良い世界の創造に果敢に立ち向かっていく姿勢を忘れずに行動を実践していきたいものです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で