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結果がどうであれ、それと自分の価値は何も関係がない。by 阿部敏郎

結果がどうであれ、それと自分の価値は何も関係がない。
by 阿部敏郎

あなたは、結果ばかりを気にしていませんか?

タイトルの言葉は、シンガーソングライターで著述家でもある阿部敏郎氏の言葉です。
どんな結果になろうとも、その人の価値には全く関係ないと述べた深いメッセージですね。

私たちの人生、結果が全てだと思っている人が多いと思われます。
結果が良ければ喜びを感じ、結果が悪ければ落ち込んでしまい、自分の価値が落ちたと感じてしまう人が多いと思います。
例えば、大学受験に失敗して不合格になったとしたら、自分は価値のない人間だと思い込んでしまう人がいますよね。

しかし、どんな結果になろうとも、その人の価値とは全く関係ないのです。
もしも、大学受験に落ちてしまい、落ち込みすぎて投げやりになってしまい、その後、努力を怠ってしまったとしたら、その人の価値は下がるかもしれません。
しかし、不合格になったとしても、「来年こそは」と努力を続けていくとすれば、その人の価値はまったく変わらないのです。

もしも、不合格になって、落ち込んで努力をやめてしまう人だとすれば、そんな人は、たとえ合格したとしても、その後の大学生活では努力を怠るような人間のはずです。
つまり、結果と人間の価値とは関係がないのです。
たとえ結果が良くても悪くても、努力する人はその後も努力しますし、努力しない人はしないのです。

私たちは、誰かが一生懸命に努力している人を見ると、応援したくなりますよね。
もしもその人が一生懸命努力したのに、良い結果が出なかったとしたら、あなたはその人をダメな人間だと思いますか? 決してそうは思わないはずです。
つまり、結果が良ければ良い人間、悪ければ悪い人間とは限らず、結果だけによって人間の価値が決まるわけではないのです。

たとえ結果が良くても悪くても、その後のその人の考え方や行動が大切であり、その人の価値が現れるのです。
結果だけを見て、その人の価値、もちろん自分自身の価値を決めつけることのないように気をつけましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動においても、結果だけを見て落ち込んだり、喜んだりするのはやめましょう。
目標達成を果たすことだけが重要なのではありません。
自分にできること、やれることを一生懸命に取り組む姿勢が大事なのです。

たとえ目標達成が果たせなかったとしても、その人の価値が下がるわけではありません。
その人がどんな行動をしてきたのかが大事なのです。
結果ばかりを気にするのではなく、日頃の行動、考え方がその人の価値を形作るのです。
覚えておきましょう。

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