一切の人生の果実は、その人の蒔いた種子のとおりに表現してくる。
by中村天風
あなたは、思い描いている目標に向かって、行動を始めていますか?
タイトルの言葉は、思想家 中村天風氏の名言です。
日本のことわざに「蒔かぬ種は生えぬ」という言葉がありますが、それを引用した天風氏の名言です。
自分の身に起きたことには必ず何らかの原因があります。
種を蒔くから花が咲くわけであり、種も蒔かないのに花が咲くわけがないのです。
つまり、原因もなく、結果が生じることはありません。
また、努力もしないで良い結果を期待しても無駄なのです。
こんなことは当たり前だと思うかもしれませんが、私たちは、案外、「蒔かぬ種は生えない」ような行動をしがちです。
例えば、組織の中で、自分は傍観者のように積極的に関わることもせずに、リーダーや他の人に委ねてしまうこと、あるいは宝くじで一攫千金を狙ったりするなど、自分は努力もしないで良い結果を期待するような行動をする人は意外と多いものです。
良い結果を得たいと思うのならば、自分自身が積極的に努力して、成功できるように行動する気持ちが大切です。
心得ておきましょう。
SDGsは、2030年に向けて理想的なより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
目標達成のためには、私たちの積極的な行動実践が必要です。
つまり、種を蒔けば蒔いた分だけ良い果実が実るわけです。
目標が達成できるかどうかは、私たちの意識の強さ、行動力にかかっています。
世界中の人々と協力して、より良い世界を創り出せるよう、積極的に努力していきましょう。