椅子に座ったまま楽をしていたら、何も得ることはできない。
by コンラッド・ヒルトン
あなたはいつも動き回っていますか?
タイトルの言葉は、ヒルトンホテルの創業者 コンラッド・ヒルトンの言葉です。
デスクワークをしている人には耳の痛い、深い名言ですね。
日本でも「踊る大捜査線」のセリフで、「事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きているんだ。」という言葉が有名ですが、社会人にとっても参考にしたい深い名言だと思います。
社会人の皆様の中には、オフィス内でデスクワークをしているという人も多いことと思います。
皆様は、今回の名言のように、椅子に座って楽をしているわけではないと思いますが、しかし現場で仕事をしている人よりは体力的には楽かもしれないですね。
今は、パソコンやネットワークの発達によって、オフィス内ですべてが完結してしまう社会とも言えるわけですが、しかし現実に物事が動いているのはネットワークの中ではなく、リアルな社会なのです。
PCの画面に映る人物は、画面上に存在しているのではなく、それぞれの現場で現実に存在しているわけですし、金銭のやり取りも、ネットワーク上で決済が完結しているわけですが、現実に当方から先方へと金銭が流れているわけです。
どんなに便利な世の中になったとしても、現実の社会が存在していることを決して忘れてはいけないのです。
それから、デスクワークだけではリアルさや本質が理解できない場合も多々あると思います。
ときにはオフィスを飛び出し、現場にて、自分の目で見て、自分の耳で聞いて、生の空気を吸ってみるのも、リアルな世界を垣間見ることができて気分転換には良いのではないでしょうか?
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動は、まさに現場でのリアルな活動と言えます。
おそらくデスクワークでできることは限定されるものと思われます。
SDGsの活動は、直接自分たちが現場にて行動をすることが多く、人との深い関わり合いの中で実践していくことが多いわけで、このことが誰かを救済するだけではなく、自分の成長にもつながっていくのです。
椅子に座っているだけではわからない、現場での活動があなたの活力にもなります。
このことを常に意識してこれからも生きていきましょう。