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真実を他人に伝えるなら 面白おかしくする。 さもないととんでもないことになる

真実を他人に伝えるならば面白おかしくすること。さもないととんでもないことになる。
byビリー・ワイルダー

あなたは、人に何かを伝えるとき、どんなふうに伝えていますか?

見出しの言葉は、「麗しのサブリナ」や「七年目の浮気」などの映画で知られるアメリカの映画監督 ビリー・ワイルダーの名言です。
人間関係を大きく左右する会話術に関する深い名言ですね。

私たち人は、数多くの人間関係の中で、真実を伝えなければならない場面がたくさんあります。
その話題が面白おかしく、笑えるような内容であればよいのですが、日常生活や社会の中では、面白おかしい話は、そう多くあるわけではありません。
むしろ、つらい現実や悲しい内容を伝えなければならない話のほうが多いかもしれません。

私たちが、もし誰かに真実を伝える必要があるとき、できれば面白おかしく伝えられるように努めてください。
本当に深く悲しい現実であれば、それは無理かもしれませんが、それでもなるべく明るく伝えるように努めてください。
なぜなら、それを聞いた人、受け止める人が、できるだけ心穏やかに、感情を取り乱さないようにしてあげることが、人としての愛情、思いやりだからです。

世の中には、つらい話を、さらに大袈裟にして話す人もいるわけですが、とんでもないことです。
相手はあまりのショックで、立ち直れなくなるかもしれません。

そういうときこそ、努めて冷静になって伝えてあげることが、相手への最上級の思いやりというものです。

会話は、人とのコミュニケーションの基本ですが、相手の感情を慮り、思いやりを持って伝えてあげられるような人間になりたいものです。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsには17のグローバルな課題が掲げられているわけですが、中には世界の過酷な現実や悲しい真実があることを思い知らされます。

しかし、つらく悲しい現実を深刻に受け止め過ぎて、ただ悲しんでいるだけでは世界は何も変わりません。
何とかしなければと、前向きに考えて、自分に何ができるかを真剣に考えれば、何か打開策が見えてくるはずです。
現実を悲しむのではなく、ささやかなことからでも何か始めようという気持ちが、世界を変えていくのだと思います。

SDGsの行動も、面白おかしく実践していこうという気持ちが大事なのかもしれませんね。

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