木々は嵐のおかげでより深く根を張ることができるのです。
by ドリー・パートン
あなたは、つらいことをどうやって乗り越えていますか?
タイトルの言葉は、アメリカの女優でシンガーソングライターでもあるドリー・パートンの言葉です。
木々は、嵐が起こるからこそ、深く根を張ることができるのだと述べた深いメッセージですね。
木は、何十年(場合によっては何百年、何千年)も生き続けることができるわけですが、その大きな理由として、地面の下で深く大きく根を張っていることが挙げられます。
深く根を張って、大きな木を支えているからこそ、強風が吹いても、大雨が降っても、嵐が来ても、それに耐えられるというわけです。
もしも、この地球上で嵐が来ないとしたら、あんな立派な根を張る必要がありませんからね。
自然界というのは、本当によくできているなと改めて思い返すことができます。
これは、木だけに限った話ではありません。
私たち人間にも言えることかもしれません。
私たちの人生は、自分の思いどおりになることばかりではなく、ときにはつらい目にあったり、試練に遭うこともあるわけです。
そして私たちはそれを乗り越え、今後も強く生きていかなければならないわけです。
そのために、私たちは学習し、体験をし、人生を積み重ねていくわけですが、それこそが、木で例えると根を張っていくということになるわけです。
つらい目に遭ったとき、壁にぶち当たったときにどうやって乗り越えようか、知恵と工夫を凝らして、努力して突き進んでいく必要があるわけで、それこそが嵐を乗り越えるということにつながるわけです。
私たちも、木々のように、深く根を張り、強く生きていかなければならないのですから。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、自分たちの思いどおりに事が運ばなかったり、失敗することもあることと思いますが、それですぐにあきらめかけてしまったり、行動自体をやめてしまうことのないようにしてください。
私たちは、未来の地球と人類のために、困難な課題に果敢に挑戦しているわけで、思いどおりに事が運ばないのは想定内とも言え、ある意味、当然のこととも言えるのです。
私たちに必要な心構えは、地球や人類にとって良くない考えは捨て、少しでもより良い社会になるように行動を継続することです。
そのために、私たちは自分の信念に基づき、深く根を張り、自分のやるべきことを精一杯努力する必要があるというわけです。
そうすることで、嵐に耐えられる強い心身になることができるのですから。