偉人、著名人

事をなすのは、その人の弁舌や才智ではない。人間の魅力なのだ。by 木戸孝允

事をなすのは、その人の弁舌や才智ではない。人間の魅力なのだ。
by 木戸孝允

あなたは、目標や夢に向かってどんな行動をしていますか?

タイトルの言葉は、幕末の長州藩士で政治家の桂小五郎こと木戸孝允の言葉です。
事をなすことができるのは、その人の人間的な魅力だと述べた深いメッセージですね。

偉大な功績を残す人や成功者と呼べる人物とはどんな人でしょうか?
そんな偉人や成功者たちは、みんなが特別な高い能力を持ち、饒舌で話し上手な人間だと思われがちですが、決してそうではありません。

偉人たちは、凡人とは違い、生まれつき頭が良い人間もしくは特別に訓練を受けた人物だと思われるかもしれませんが、決してそうではないのです。
私たち凡人とほとんど同じと言っても過言ではありません。
また、そんな人たちは、みんな饒舌で話し上手な人ばかりかというと、やはり違います。
その人の話を聞いていても、話し下手で、何を言っているのか、よくわからない、凡人には理解できない人もたくさんいるのです。

そんな偉大な成功者たちに共通しているのは、特別な才能や饒舌さではなく、人間的にとても魅力がある人だということです。
事をなすには、決して一人では成し遂げることができません。
誰かの協力が必ず必要になります。
周りの人間に嫌われ、誰も協力してくれないような人物が、成功者になれるはずがないのです。
その人が中心となって、人々を寄せ付け、大勢の人たちの協力を得ることができるからこそ、その人は成功できたのです。

例えば、オリンピックの金メダリストは、その人が努力したのはもちろんですが、周りの人たち(監督やコーチ、家族など)がサポートしてくれたからこそ、金メダルを獲得することができたはずです。
どんな成功者も、その人一人だけの力で成し遂げることができないというわけです。

ということは、人間的に大きな魅力がある人だからこそ、周りの人たちが大きな協力をしてくれるわけであり、人間的に魅力のない人はだれも協力してくれないので、成功を手にすることなどできないのです。

事をなすには、人間的な魅力が不可欠です。
あなたもそんな人間になれるように、努力しましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。

SDGsの目標を達成できるかどうかは、活動する人々の才能ではなく、ましてや弁舌ではないことは明らかです。
どんなに声高々に、立派な目標を掲げたとしても、何も行動しなければ世界は何も変わらないのです。
毎日、地道に継続して行動を続け、誠実に実践した人だけが目標を達成できると言ってもいいでしょう。
つまり、目標達成できるのは、人間的な魅力がある人だということになるのかもしれません。
周りの人に嫌われ、信頼されていない人が、目標達成ができるはずがありませんので、至極当然のこととも言えます。

SDGsの活動を地道に誠実に実践している人は、人間的にも魅力あふれる人です。
私たちもそうなれるよう、努めていきましょう。

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