最高の復讐とは、そのけがを負わせた者のようにならないことである。
by マルクス・アウレリウス・アントニヌス
あなたは、誰かに復讐しようなんて思ってはいませんか?
タイトルの言葉は、古代ローマ帝国の第16代皇帝 マルクス・アウレリウス・アントニヌスの言葉です。
誰かに復讐するなんてことは考えない方が良いのですが、最高の復讐とは、その相手のようにならないようにすることだと述べた深いメッセージですね。
私たちは人生の中で、誰かに恨みや憎しみの感情を抱いてしまうことがありますよね。
誰かからひどい仕打ちを受けてしまったり、ひどく傷つけられてしまうこともあります。
相手から悪意を持って攻撃されてしまい、深く傷ついてしまうこともありますよね。
そんなとき、私たちは相手に対し憎しみの感情を抱き、復讐しようなんて本気で考えてしまうこともあるかもしれません。
しかし、そんなときこそ、私たちは沈着冷静に行動を自制しなければならないことは間違いありません。
相手に復讐しようと、相手を傷つけたり、ひどい仕打ちをしたとしたら、あなた自身がその人と同じレベルの人間性だということになってしまうからです。
そんなときは、あなた自身はそんな人のことなんて気にもしないで、平然としていれば良いのです。
つまり、相手にする必要もないということです。
あなたにとってその相手は、尊敬することも信頼することもできないはずで、ましてやそんな人になりたいとは思わないはずです。
つまり、「自分はあなたとは全く考え方や行動が違う」のだということを、行動や態度で示し、全く意に介さないという生き方をすれば良いのです。
相手を批判したり、ましてや攻撃したりすれば、それこそ相手の思う壺です。
相手はますます増長して、あなたへの攻撃がエスカレートしていくのは目に見えて明らかです。
あなた自身が相手にしなければ、相手は自然と離れていくはずです。
そして、あなたの周りには、あなたにふさわしい人間性を持った素晴らしい人格者の人々が自然と集まってくるはずです。
相手に復讐するなんて馬鹿げたことを考えずに、相手と同じ行動をしない、相手にしないという行動こそが賢明だということを決して忘れないようにしてください。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、私たちの活動を批判したり、反対する人がいるかもしれませんが、相手を攻撃したり、批判するようなことはしないでください。
未来の地球と人類のために、熱心に活動している私たちを批判し、何も行動していない人々のことなんて、相手にする必要はありません。
「私たちはあなた方とは違うのだ」という気持ちで、自信と誇りを持って行動すれば良いのですから。